日本も負けずに開発しています、「透明プリウス」。自動車の後部座席を透明にする日本らしいもの。
慶応大学の研究チームが開発中のもので、特殊な反射素材に背後の映像を投影するカムフラージュ技術を利用したものになります。
「光学迷彩システム」と呼ばれ、この技術自体は10年ほど前から存在していたようですが、ついに製品化にこぎつけられるそう。
仕組みは簡単にいうと、
1. 車の後方を動画撮影
2. その映像を後部座席に投影
この2つにより実現され、投影する面には再帰性反射材で作られた多数のビーズが織り込まれており、ここに投影することで透明に見えるようになります。動画が公開されており、こちらから見ることができます。
Coolest car customization ever: active camouflage! / 光学迷彩で後部座席が透けるプリウス
https://www.youtube.com/watch?v=zU-f2gdq4jA
製品化されたら、実際にバックする際の事故防止にはかなり効果がありそうで、大幅な事故の減少に繋がるかも。
開発者の1人である稲見教授は、「未来の一般の人たちが簡単に使える魔法のような技術を開発したい」と、この技術の完成に全力を注ぐそうです。