若者の身長、足は年々長くなっていると思っていましたが、実は身長は変わっておらず足は短くなっているんだと。
胴長になる若者
子供は身長に占める足の長さの割合が３０年前と比べ小さく、親世代より胴長体形であると分かった
時事ドットコム：現代っ子、親世代より胴長＝座高測定今期で廃止?学校保健統計
2016年1月22日に文部科学省の学校保健統計調査により、「10代」と「40代」を比較したところ判明。
男女共に起きている現象。1995年までは足も伸びていたのですが、それ以降は伸びるどころかわずかながら短くなっており、身長に占める座高割合が上昇しているんだと。
若者のスタイルは年々よくなっているもんだと思っていたので意外ですね。今の若者と比べると30代～40代の世代の方が足は長い事に。
日本人の身長自体20年前からほぼ変化もなくなっており、男性は170cm前後、女性は160前後から伸び悩んでいるので、身長は変わらず足よりも胴体だけが成長している事になります。
日本人の身長については色々な見方があり、カルシウムをしっかり摂取し不足を解決すればまだまだ伸びるという意見もありますが、もう日本人の限界に達しているという意見もあり詳しくは分からないと。
ただ文科省はもう限界だと考えているようで、
文科省は会見で「特に身長に関しては、日本人の限界値に達している…」と述べた
【悲報】 「日本人の限界」 子供の平均身長これ以上伸びないことが判明 ｢外国人と結婚するしかない｣ : KUGELSCHREIBER
外国人と結婚するなりして、異国の血を取り込まない限り難しいと考えているそう。
将来はむしろ低くなっていく
他の先進国で女性の体格向上に伴い出生体重もだんだんと増えているのに対し、日本では減っているというのは、異例
妊娠、出産にまつわるデータ集：第1回 「小さく産んで大きく育てる」は間違い？低出生体重児のリスク ｜ 妊娠・出産インフォ｜ミキハウス出産準備サイト
赤ちゃんの平均出生体重、戦後の経済成長と共に食も豊かになり増加を続けていましたが、1975年をピークに減少に転じ、2000年には戦前を下回る水準にまで下がってしまいました。
出生時に小さいということは、小学生から高校生まで成長期に徐々に体格が小さくなっていく可能性もあり、今後は伸びるどころかむしろ低くなっていくかもしれないと。
日本人の身長は縄文時代から比べても江戸時代にもっとも小さくなっており、その後高くなっていくのですが、再び低くなり始める事に。
このままでは江戸時代なみの胴長短足スタイルに、とまではいかなくてもそれなりに近づいていく可能性も。
この流れを防ぐには、生みやすいように「小さいうちに産んで大きく育てる」という出産の考えをあらてめる必要があるんだそうです。
