日本ではモデルやアイドルなんかはもう低年齢化は当たり前な感じですけど、海外でも例外ではなく10代半ばのモデルが増えているそう。
ただ海外はこの手の話には厳しいのは有名で、モデル業界も自粛の傾向にあるんだとか。
「現代のシンデレラ」ソフィア・メシェトナー
ディオールが契約した美少女モデル、ソフィア・メシェトナーさんに大きな注目が集まっている
ディオールが抜擢した14歳の美少女モデルに世界で波紋広がる スケスケドレスは許されるのか? – ねとらぼ
年齢はなんと14歳。母親、弟、妹と父親のいない貧しい家庭で生まれ、17万ポンド(約3200万円)と大型の2年独占契約を締結したことで大きな話題に。
日本からすると特別驚くような年齢でもない感じがしますけど。10代半ばのモデルやアイドルなんて目にしないほうが珍しいほどですし。
シースルードレスが波紋に
ディオールのオートクチュール・コレクションではシースルーのドレス姿を披露した
ディオールの「顔」に14歳モデル、ファッション業界の低年齢化が物議| Reuters
パリで開催された2015-16年秋冬オートクチュール・コレクションに出演した際の衣装が大きな物議をかもし出したんだと。未成年にシースルーは不道徳だと集中砲火を浴びる羽目に。
アメリカやヨーロッパではこの手の話には厳しい規制が敷かれているのは有名で、「クリスチャン・ディオール」も例外ではなかったと。
ただ今回は芸術とエロの微妙なラインだというのも一層大きな議論を呼ぶことになったそう。
ファッション業界の低年齢化
有名なところだと
- ミランダ・カー 13歳
- ケイト・モス 14歳
- ナオミ・キャンベル 15歳
で10代でキャリアをスタートさせています。
ただ問題も色々と起こっているようで、借金やセクハラ、痩せる事への強要などの問題があるんだと。
10代という若さなのでいやなことにもハッキリと声を上げることもできず、セクハラが横行してしまう事に。
ロシアや東ヨーロッパから出稼ぎで来ているモデルも多いため、モデルの親の多くは撮影にほとんど同行することもなく起こっていることに気づけない状態なんだとか。
始めは収入も低いため、モデルエージェントに借金をして生計を立てることに。これが後々まで借金が大きな負担になり続けることに。
ココ・ロシャは駆け出しだった15歳のときに「今年の流行は”拒食症”だ。そう見えるようになってくれ」と大物たちに言われたという
人気モデルのココ・ロシャ、「拒食症のような外見になれ」と言われていた – AOLニュース
拒食症に見えるほどはハードル高いですね。そもそもそんな流行あったんかと。これに限らず流行にあわせてかなりの無理難題をふっかけられることもあると。
イギリス・アメリカなどですすむ規制
業界内ではこの問題に対処する動きも見られ、英国ファッション協会は16歳未満のモデルを起用できない方針に
ディオールの「顔」に14歳モデル、ファッション業界の低年齢化が物議| Reuters
「VOGUE」や「マークジェイコブス」など多くのブランドも16歳未満は「若過ぎる」という理由で起用しない方向なんだと。
年齢だけで決めるのもどうかと思いますけどね。シースルードレスなど、若者が着るには過激すぎるのが問題なわけで衣装次第ではべつにいいんじゃないかな、と。
まあでも出演するまでの裏での問題も色々とあるようですし、年齢で分かりやすく決めたと。
子供を守れというのも分かりますけど、年齢だけでザックリと規制をかけてしまうのもどうなのかなあ、と思ってしまいますね。