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ハードディスクの寿命を少しでも延ばすために最低限しておきたい方法

豆知識


ハードディスクの寿命、いつか壊れるのは分かっているのですが、平均的にはどれくらい使い続けられるのでしょうか。調べてみると、

・エラーが発生する可能性は、
0から1年半で5.1%
その後1年半から3年で1.4%(6.5%)
3年以降は11.8%
となります。
・ハードディスクの8割以上が、最低でも4年間は利用可能
・ほとんどのハードディスクが10年以内に何らかのエラーを発生
4年間は安心して使える可能性が高いので、それ以降は定期的にチェックソフトでチェックしながら利用し、5年をめどに買い替えも検討するのが良さそう。
少しでも長く使いたいという思う人も多いと思うので気休め程度にしかならないかもしれませんが、手軽にできるケア方法をいくつか紹介します。
1. 不要なファイルの削除
毎日パソコンを使っていると、自分でも気づかないうちに不要なファイルやレジストリが溜まります。不要なファイルを整理することなく、放置していると肥沃化していきハードディスクを圧迫してしまいます。
[ごみ箱]からも完全に削除し、ハードディスクに余裕を持たすことがまず基本です。
ウィルス対策ソフトでハードディスクのスキャンをする際にもデータが少ないほどスキャンするファイルが減り、ハードディスクの動作が少なくて済むので余計な負担を避ける事にもなります。
2. デフラグを行う
データの断片化。あまり聞きなれないかもしれませんが、ファイルを頻繁に書き換え続けることで起こります。
これがおこると、ハードディスクの部品の一つヘッドという情報を読み出す部品が、読み書きするたびにデータの書き込める場所を探し、あちこちに移動することになります。
物理的に激しい動きを行う事になり、ヘッドの消耗による故障が起こりやすくなります。
断片化することでデータの読み書きをする際速度の低下も起こります。毎日数時間以上使う人なら、1週間に一度、頻繁に使わない人も月に1度はデフラグを行う事がよさそうです。
データの断片化を修復し、データが並んで保存されるようになるのでヘッドの消耗も防ぎ、書き込み速度も安定し快適に使えるようになります。
すでにエラーが発生している状態でデフラグを行うと、完全にとどめを刺してしまう可能性が高くなるので注意が必要。
デフラグは、データの断片化を抑えてくれるありがたい機能である一方、それなりに負担をかける機能でもあるのでハードディスクが問題ない状態の時のみ使うほうが無難です。
3. ハードディスクの熱を抑える
常に駆動している状態だと温度は50℃~70℃ほどに。ハードディスクの寿命は温度の影響を大きく受けます。
理想は45℃前後に抑える事で、自然冷却だけでは温度を一定に保つのは難しいので、ファンの設置が重要になります。
パソコンケースの前面部と後部に一つずつ設置されているとエアフロー効率が良くなる傾向があり、最低でも2つは設置する方が確実です。
ハードディスクを複数台設置する時に、余裕があるならハードディスクごとに隙間を1台分とりながら設置すると効果的です。近すぎると、お互いの熱で寿命を縮める原因になります。
外付けハードディスクに定期的にバックアップ
どれだけ対策しても壊れる時には壊れてしまいます。万が一の場合、後悔しないために定期的なバックアップしておく事がやっぱり大切です。
内蔵ハードディスクと外付けハードディスクが同時に壊れる事はまず考えられないので、自動バックアップソフトを使うなどして最悪の事態を避ける準備をしておくと安心感がグッと増します。

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