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中国は独自のチップ産業の発展を推進するため、RISC-Vアーキテクチャに積極的にコミットする計画

中国
現在、世界でチップの市場シェアを占めるCPUアーキテクチャはx86とARMの2つに絞られており、独占状態といってもいい状況。
最近の米中貿易戦争の影響もあり、既存のアーキテクチャに縛られている状況を変えるため、中国は国内CPUの開発にかなりの力を入れています。
中国の国内CPUも急速に発展し、国内市場には6-7種類のCPUアーキテクチャが開発されているものの、分散し過ぎると資源の分散、重複につながり競争力を失う可能性が高く長期的な解決策にはならないと考えられています。
そこで注目しているのがRISC-V。
命令セットはオープンソースで採用しやすく、高度なアーキテクチャ、カスタマイズの容易さ、エコロジー、人材の育成の容易さ、短い研究開発サイクル、チップ産業のしきい値を大幅に低減と魅力的な点が満載。
将来的に中国のチップ産業発展の主導権を握る可能性を秘めていると。
世界のチップ産業の新たなスタンダードとなることでグローバル市場での競争力を高め、アメリカに依存しない半導体製造を目指すよう。ただ既存のCPUと比べて、まだまだ技術的な面で大きな差があり、短期間で追いつくことは困難。
RISC-Vアーキテクチャでさえ、世界シェアを達成するために10年以上にわたってブラッシュアップされ続けています。
世界のCPU市場で3つ目のCPUとなるべく、世界中のオープンソース開発者と協力、オープンソースコミュニティへの貢献を増やし、開発の主導権を保ちつつ新世代の情報技術、知的財産の普及と人材の育成を進める計画。
中国の巨大な市場とエンジニアの才能の優位性を生かしつつ、世界のイノベーションに貢献したいとのこと。
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