二の腕に赤く細かいブツブツが出来てる。しかも広範囲に。
特に女性に悩みの種になっている人も多く、夏に二の腕を見せる服を着る際の大きなネックに。
女性の中でも10～20代に多く見られる肌の病気です。
原因は肌が乾燥する事でターンオーバーの乱れがおこり、毛穴に角質が詰まることで引き起こしてしまう事に。
肌が乾燥 -> 肌のバリア機能低下 -> バリア機能が低下した分、肌を守るために肌自体が固く厚く変化 -> ターンオーバーが乱れる -> 毛穴が詰まる
というサイクルを繰り返す事で徐々に悪化していく最悪の事態に陥ってしまうことに。
そもそも二の腕は顔に比べて熱心にケアするという考えもあまり無く、放置してしまいがちになりやすい場所で気づいた頃にはひどい肌荒れになっている事も。
やっかいなのは治療法を間違うと、ニキビと同じでくっきりと跡が残ってしまう事。
擦ったり潰したりすると、色素沈着やクレーター状の跡が消えなくなってしまいます。
またひどくなると痒みが出てきたり、放っておくと慢性化してしまいいつまでも症状と格闘するはめにもなりかねません。
夏場には見せる機会も多い二の腕、確実に治してぶり返させない対処法を。
1. しっかり湯船につかる
乾燥からおこってしまうのでこれは基本ですね。
しっかり肩まで浸かりながらマッサージをすることで、乾燥や血流の低下を抑え血流を促進させる事で症状の悪化を抑える事に。
2． 二の腕は素手でやさしく洗う
固めのボディブラシを使うのは出来るだけ避けます。
強くこすったり長時間洗ったりすることは症状を悪化させるだけなので、ボディーソープ、石鹸を泡立ててやさしくゆっくりと洗うことが大切です。
3． 風呂あがりには顔と同じ保湿を保つ
化粧水、保湿クリームなどいつも顔に対して使っているものを二の腕にも使い、顔と同じようにケアすることで効果的にカバーできます。
また、薬局などで売られている「尿素入りクリーム」もおすすめで、含まれている「尿素」は保湿だけでなく、すでにかたくなってしまった角質を柔らかくしてくれる効果も。
だいたい尿素10％で角質が柔らかくなり、20％になるとさらに溶かしてくれるほどに。
使い始めて2週間くらい経った頃から、実感できるぐらいの効果がでてきます。
普段は見過ごしがちになってしまう二の腕ですが、気になるほどにブツブツがひどくなって、隠しながら生活しなければならなくなる前に定期的なケアをするのがよさそうです。
