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奇妙な感覚。生き物みたいに動くデジタル時計「Ferrolic」に見入ってしまった

豆知識

この動画なんですが、本当に生きているみたいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=AisJ9PSe1-0
https://www.ferrolic.com/

もちろん中に生き物が入っているわけではなく、「磁性流体」という液体材料を利用して作られています。
「磁性流体」、磁力に反応してカタチを変える性質を持っており、電磁石で動かすことであたかも生きて動いているような動きをすることに。
液体の中に磁性流体を浮かし、それを磁力によって動かし文字を形作り表示しています。
流れるような動きで文字を作り出していく様子は、見ているとほんとうに奇妙で不思議な感覚になる。
ディスプレイに表示される文字は、WiFi経由でノートPCやタブレットから送信出来るようになっており、自分で書いた文字や簡単な絵なんかも表示できるとの事。
「磁性流体」についてもう少し詳しく書いておくと、
1960年代、NASAが開発。「MR流体」と呼ばれる事も。
Papellにより宇宙服の可動部のシール材や無重力環境での物体の位置決め、宇宙船の液体燃料を補給する方法などの目的を実現するための手段として着目される。
液体の磁石で、磁気を帯びた非常に小さな粒子が集まったもの。(「磁性コロイド溶液」と呼ばれるもので、マグネタイトやマンガン亜鉛フェライトなどの強磁性微粒子、その表面を覆う界面活性剤、水や油などのベース液の3つで構成)
磁石を近づけると反応し、砂鉄のように吸い寄せられてしまう。
「磁石に反応する液体」という特性は製品に生かす価値も高く、現在、さまざまな製品にも利用されています。
有名なところでは、「磁性流体スピーカー」をソニーが開発。既存製品と比べて消費電力を約35%削減でき、大きな成果をあげています。
また産業だけでなく、アートとしても表現する人もいるみたい。「磁性流体アート」って呼ぶそう。
https://www.youtube.com/watch?v=WXvar-4M6VA
大きな可能性を秘めた「磁性流体」、活用した製品はこれからもドンドン開発されそう。

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