メキシコで日増しに高まるトランプ氏への怒り、人形を燃やす「ユダの火あぶり」と呼ばれる復活祭の恒例行事にトランプくん人形が作られ、怒りの丸焼きを披露することに。
メキシコでトランプくん人形丸焼き
“「イースター（復活祭）」の前日に人形をも燃やす「ユダの火あぶり」と呼ばれる行事が行われ、ドナルド・トランプ氏の人形が燃やされた”
時事通信ニュース：トランプ氏の人形燃やして怒りすっきり？メキシコの復活祭
この復活祭のために作られたトランプくん人形。
50年以上にわたって復活祭用の人形を作ってきたベテラン職人のフェリペ・リナレスさんが、1週間かけて作り上げました。
1週間もの時間をかけて作った力作、なぜメキシコでこれほどトランプ氏への怒りが高まっているかというと、大統領に就任したらメキシコの負担で国境に壁を建設するとの政策を打ち出したため。
不法移民の流入防止のためとは言うものの、まるで国家そのものが犯罪かのように唱える高圧的な態度にメキシコ国民の怒りが収まらないと。
またカナダ東海岸のケープ・ブレトン島もアメリカ人にユニークな「移住」を勧めるウェブサイトを公開し、トランプ氏に反対するアメリカ人から反響が続々と集まっています。
大統領に選ばれるという悪夢が実現した場合はアメリカ合衆国からの移住者を受け入れると明記したウェブサイトを作成
「トランプが大統領になったらケープ・ブレトン島へどうぞ」カナダの島がアメリカ人移住者を募集 | BUZZAP！（バザップ！）
サイト名は「ドナルド・トランプが勝ったらケープ・ブレトン島へ」と非常にストレートなもの。
「こんな国からは逃げ出そうと決意したら、ケープ・ブレトン島への移住をお勧めしたい」と記載されており、現実にトランプが米国の次期大統領になってしまった際の安住の地として薦めています。
また19年ぶりの訪米を迎えているイケメンと評判のカナダのトルドー首相にも、アメリカ大統領選に出馬して欲しいとトランプ氏への皮肉とも取れるコメントも止まらないよう。
ですが予備選挙の勝率を見ても分かるように、批判は確かに多いものの、支持する人が多いのも事実。
Facebook上でももちろんトランプ氏は話題の中心で、Facebookの「いいね！」をトランプ」氏の顔に変更できる拡張機能も登場。
FirefoxまたはChromeで使うことができ、トランプ氏のファンは大歓喜でトランプ、いいね！を押しまくっており根強い人気を誇っている事も分かります。
最近のテロも重なってますます勢いは増していく可能性も。
最終的にドナルド・トランプ氏、ヒラリー・クリントン氏のどちらが大統領になるのか分かりませんが、決まるその日までは一時も目が話せません。
