小学校はもはや危険。最近の小学生が修羅と化している

タイトルも言い過ぎかなとは思いますが、小学生の暴力が増えているんだと。2006年と比べると小学生の平均は4倍にまでなっているそう。

教師が入院

教師など人に対する暴力では、被害者が病院で治療を受けるケースが1,000件超もありました。
教師を病院送り!? 小学生の“暴力行為”が増加しているワケ | パピマミ

自分のクラスの生徒に何度も蹴られるなど、続けて暴力を受け続け病院通いする羽目に。
1000件超は凄いですね。小学生にですよ。教師という立場でなかなか反撃は出来ないにしても。病院送りにまでされるって。無邪気な子供なんていってられないですね。
教師に対してだけでなく子供同士のトラブルも増えてるよう。例えば、
ドッジボールで遊んでいて当たったのを笑われ、笑っていた子供を追いかけて暴力をふるう。
ボールで追いかけてくださいよ、と言いたくなりますね。追いかけるんなら。あんまりゲラゲラ笑われたんで腹が立っただけかもしれないですけど。

道端で会っても

「登校中に注意された児童が通行人に暴行」など目を疑うような事例が並んだ
時事ドットコム：教師蹴る小１、通行人暴行＝荒れる小学校、対応模索?問題行動調査

外で見かけても目を合わせたらだめですね。むやみやたらに近寄るのもだめですね。いきなりからんでこられることに。もちろん極一部なんでしょうけど。
それでも注意するに越した事なし。

2006年と比べて約5倍

文部科学省が発表した調査結果によると、昨年度、全国の小学校で起きた児童の暴力行為は１万１４６８件
児童の暴力行為が過去最多注目の対策とは| ytv 読売テレビニュース＆ウェザー

学年別の統計を取り始めた2006年度と比較すると、小1が約5倍、小2が約4倍の件数
教師を病院送り!? 小学生の“暴力行為”が増加しているワケ | パピマミ

小学1年から6年まで全ての学年で増えていて、特に小学1年に至ってはなんと5倍にも。子供の数は減っているにもかかわらず、件数は激増と。

原因にコミュニケーション不足

ゲーム機器、スマホなどのデジタル機器の普及により、対面でのコミュニケーションの場が少なくなっている
教師を病院送り!? 小学生の“暴力行為”が増加しているワケ | パピマミ

ゲームやSNSなど、直接人と関わらず一人で遊ぶ時間が増えることで、コミュニケーション能力が低下している事が原因の一つなんだとか。
言葉でうまく伝えることができず、つい手が出てしまう事に。あくまでも自分の考えを伝えたいために、やってしまうと。
それ以外にも共働きで、夕食を食べる時間にも親がおらず、子供だけでご飯を食べる「孤食」も問題になっているとか。

親以外の他人から注意される、叱られるといった経験も乏しくなり、感情をコントロールしなければならない場面自体が少なくなっている
教師を病院送り!? 小学生の“暴力行為”が増加しているワケ | パピマミ

共働きが増えることで、親とのコミュニケーションをとる時間が減ってしまい、注意され、叱られるといった経験が不足しがちになり感情がコントロールできなくなっているんじゃないかと。
子供だけに問題があるわけじゃなく、家庭環境の変化も大きく関わっている可能性が。

先生も改善へ向けて奮起

「怒りのレベル」を自分で６段階で評価する。とっさに「６」と思った場合でも、よく考えてみると「３」くらいかも知れない
児童の暴力行為が過去最多注目の対策とは| ytv 読売テレビニュース＆ウェザー

怒りを数字として考えてみる事で、怒るということそのものについて考えてみようと。これは、いい方法ですね。その瞬間、カッとなっても良く考えるとそこまで怒るほどじゃないのかなと思うことは結構ありますし。
他にも紙芝居を使った勉強を取り入れたりも。
紙芝居のある場面を取り上げて、「自分だったらどんな気持ちになるか？」を考えてもらい、他人への考えを高めるきっかけに。