自分は呼んだことはないですが、軽症とはいえ何かしらの怪我や病気ならまだしも、まるで関係ないことでかけてくる人が増えているんだと。
そのせいで救急車の到着が遅れ、本当に必要な人に対して迅速に動けなくなっているんだと。
「蚊に刺された」
「蚊に刺された」「日焼けした肌が痛い」など緊急性が低い救急車の要請
ア然…119番「蚊に刺された」「夜一人寂しくて」…救急出動、過去最多8万件ペース 神戸市消防局(1/2ページ) – 産経WEST
これは、もうムヒでも塗っとけとしか言いようがないですね。緊急性が低いというかないですからね。完全に嫌がらせとしか思えません。
「家の前を救急車が通ったけど、どこに行くのか」こんなお門違いの問い合わせ
【日本の議論】「今の救急車どこ行くの」「今診察している病院教えて」 119にかかるトンデモ電話(1/2ページ) – 産経ニュース
やじうまなんですかね、これは。ただなんとなく気になっただけなのか。聞いてどうするとしか。
他にも仕事をクビになったと、完全にかけるところを間違っているものものもあるんだと。
いきなりクビになって話を聞いて欲しいのもわからなくはないですけど。まあでも、愚痴は他のところでしてほしいですよね。
こうしたイタズラや迷惑119番は年間に13万件にもなる
目に余るイタズラ・迷惑119番!ウソ通報や「二日酔いだから来て・・・」 : J-CASTテレビウォッチ
全てがいたずらが原因というわけではないですが、ここ数年、、119にかける人が急増しているそう。この結果、救急車が着くまでの時間が遅れてしまうことに。
到着時間の遅れ
「119番通報」から病院到着までの全国平均時間は約39分で、10年前に比べ約10分遅くなっている。
救急車出動は限界状況:政府が有料化の検討着手へ? | nippon.com
10分ってかなりですよね。一分一秒を争うほどの重症の人にとっては本当に生死を決めてしまいかねないですし。
救急車の到着時間、1分遅れるごとに蘇生率は10%下がるといわれていて、10分遅れると単純に100%になってしまうので完全に手遅れといった事に。
いたずらや関係ないものはもちろん、軽症での電話も非常に多く、出動の半数は結果的に軽症と判断されるものなんだと。
緊急を要しない電話で、本当に必要な救助が出来なくなっていると。
小児救急電話相談#8000
厚生労働省が行っている小児救急電話相談#8000
深夜・休日365日OK。小児救急電話相談#8000が便利過ぎる | けんぼーライフログ
あまり馴染みがないですね。始めて知りました。子どものための「救急電話相談」が出来るもので、夜間や休日、子供が急に体の具合が悪くなった時に電話を掛けると、病気への対処方法や応急処置などを詳しく教えてくれるというもの。
徐々に認知も広がっているようで、相談件数が毎年大幅に増えているんだそう。土日や祝日も相談できるなど、対応時間が広がりさらに利用する人が増えていると。
このサービス、利用する側だけでなく救急する側にも大きな効果があり、電話相談する人の大半が家庭での応急処置で対処してくれるので、救急車の要請が減少し医療費の抑制にも繋がっているんだとか。
利用者、提供者の双方にメリットのあるサービスになっているんだと。
小児救急電話相談#8000、このサービス、現時点では認知度は10.2%にとどまり9割近くの人が知らないままで、まだまだこれからといった所。これから自治体も広めるために宣伝に力を入れていくそうなので、ますます利用者は増えていきそうです。
「#8000」は子供専用ですが、大人でも、相談にのってもらえる番号もあります。
医師や救急隊員経験者が24時間体制で相談に応じる「救急相談センター(#7119)」
救急出動が増加の一途、半数は不要不急 東京都内 :日本経済新聞
東京・大阪・奈良では #7119。それ以外の地域は「お住まいの市区町村名+救急相談」などで調べてみてください
救急車、呼ぶ?呼ばない?迷ったら相談できる電話救急相談とは | 介護のほんねニュース
地域によって、違いがあるので相談する時は確認が必要になります。