メガネタイプのウェアラブル端末といえば「GoogleGlass」をイメージしてしまいますけど、現在一般発売は中断され新たに開発中に。
そこへJINSが「JINS MEME（ミーム）」と呼ばれる、疲労や眠気など生活の基本的な状態を把握、分析し教えてくれるメガネを発売するんだと。
次世代メガネ「JINS MEME（ミーム）」
心と体を可視化するウェアラブル「JINS MEME（ミーム）」が、11月5日に発売されることが発表された
JINS MEMEがいよいよ11月5日に発売。価格は1万9000円(税別)から – Engadget Japanese
内蔵されているセンサーで視線の動きや体の姿勢などを把握。データを分析し、現在の集中力や姿勢の状態などを指数で表示してくれるというもの。
センサーの仕組みは眼鏡のブリッジとノーズパッドにある3点式眼電位センサー。このセンサーが頭の動きを検知し、眠気具合など様々な体の状態を測定し把握してくれます。
耳掛けの部分には少しガジェット感が漂うものの、この手のウェアラブル機器にありがちな、いかにも機械といった感じがほとんど無く、パッと見ても普通のメガネと変わらないのが大きな特徴。
重さも約36グラムと通常の眼鏡とほとんど変わりません。バッテリーは充電時間が約2時間で最長24時間ほどということなので、１日に１回は充電が必要になると。
通常のめがねと同じように寝る前は外すと思うので、寝ている間に充電するのが基本的な遣い方になりそうですね。
実生活を根本から変える機能満載
- 集中度から計る「アタマ年齢」
- 姿勢から計る「カラダ年齢」
- 運転中に瞬きから眠気を予測
- ランニングフォームまでチェック
と体の様々な状態を計ってくれ、
目の動き、頭の動きや姿勢から疲労度や体調を知る目安としてトラッキングし、最適な生活リズムや休息のタイミングがわかる
センサー付き眼鏡「JINS MEME」11月5日発売 リアルタイムに疲れや眠気を可視化 スポーツ・医療でも活用 – ITmedia ニュース
自分が気づかない疲れにも、早めに気づけるようになりそう。体を壊してしまう前に気づける可能性が高まるので、普段残業になりがちな人なんかは特に役立ちそうですね。
スポーツモデルであれば、距離／タイム／カロリーなどの運動データだけでなく、体の動きをリアルタイムでトラッキングしてくれる
疲労度がまるわかり！ カラダの状態を“見える化”するセンサー搭載メガネがJINSから登場！ | GetNavi web
ランニングの際、距離から姿勢まで計測してくれるので体の一部分に負担のかかる走り方をしている場合、よりよい走り方に改善できるようになると。
また運転中に瞬きの頻度から眠気を予測してくれる機能もあり、危険水域に達するとアラート音とアナウンスで通知。交通事故を未然に防いでくれるように。
生活の基本的な部分を把握しその瞬間の状態を教えてくれるので、使い慣れれば普段の生活に欠かせないものになりそう。
2015年11月5日に発売で、発売時点では対応するOSはiOSのみで、Android版は2016年1月となるよう。
販売は「JINS」の全国290店舗のうち38店舗と「JINS MEME」のオンラインショップで販売予定。
価格は、カジュアルなウエリントンタイプが3万9000円、スポーツタイプが1万9000円となり、2000円追加することで度付きレンズに変更可能です。
2000円の追加だけで実際のメガネとしても使えるように。
メガネタイプのウェアラブル端末は「GoogleGlass」が先に発売されましたけど、現在は製品を練り直しに迫られているようなので「JINS MEME」がどこまで普及できるか期待です。
