桜島の昭和火口で爆発的噴火が起き噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げたと。今後も要注意が必要な状況。
桜島で爆発的噴火
桜島で爆発的噴火が発生したのは、去年9月16日以来で、噴火警戒レベルが3になったのは去年11月25日以来です。
「桜島で爆発的噴火、警戒レベル3に引き上げ」 News i – TBSの動画ニュースサイト
鹿児島県の桜島の昭和火口で爆発的噴火が起きたと気象庁が2016年2月5日18時56分頃に発表。噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられました。
去年8月15日朝には大規模な噴火の可能性が高まり、レベルを3から4(避難準備)に引き上げたこともあり、現時点ではそこまでではないものの十分な注意が必要だと。
噴火警戒レベルは1~5の5段階あり3は、登山禁止や入山規制など危険な地域への立ち入りが規制されます。さらに状況に応じて災害時要援護者に避難準備を働きかけるものとなっています。
18時56分の噴火では飛散する大きな噴石が3合目(昭和火口より1,300~1,800m)まで達し、噴煙は高さ約2200メートルまで上がりました。噴火の瞬間、真っ赤な火柱が爆発的に噴出、黒煙がもくもくと立ち上り、稲妻のような閃光が何度も走り、本当に映画のワンシーンみたい。
周辺に住んでる人からすれば、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないのかもしれませんが。
ただ桜島の昭和火口では、
今回のように噴煙が火口から2000メートル以上の高さに達した噴火も170回余り確認され、大きな噴石が3合目まで飛んだ噴火も12回発生しています。
桜島噴火 噴火警戒レベルを3に引き上げ NHKニュース
案外またか、ぐらいの慣れたもんでもうビックリするほどではないのかも。
日本人がちょっとやそっとの地震では動じないのと同じような。
現時点では、市の施設などに自主避難している島民もおらず負傷者や建物被害の情報は入っていないものの、今後も風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が遠くまで風に流されて降るおそれが。
また、爆発的噴火に伴い大きな空振が起こることによる窓ガラス割れの警戒、降雨時には土石流が発生する可能性もあり注意を呼びかけています。