1920年調査開始以来初の減少で、ついに人口減時代に突入したと。これからも増える可能性は低く国力を維持するためには、対策自体を変更する必要もあると。
1920年調査開始以来初の人口減少
昨年10月1日現在の日本の総人口は1億2711万47人(男性6182万9237人、女性6528万810人)で、10年の前回調査より94万7305人(0・7%)減った。
国勢調査で初の人口減…1億2711万47人 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
総務省が26日公表した国勢調査の速報値で「日本は人口減少の局面に入った」と。死亡数が出生数を上回る自然減、毎年20万人程度で推移しており、自然減が大きく上回ることに。日本に住む外国人は増加していると考えられていますが、死亡数にとても追いついていないと。もちろん出生数も。
ついにきたか、という感じですね。まあ、日本は子供を育てにくい、そもそももう若者に子供を育てるだけの経済的な余裕がないという話も聞きますし。
福島、岩手、宮城の被災3県は共に減少し、主に被災者の避難が続いている事が原因。福島で5・7%減の11万5458人、岩手で3.8%、宮城で0.6%と被災3県ではいずれも人口が減少。
特に津波の被害を受けた宮城県女川町は37%減と大幅に減り、沿岸部の減少が目立つと。
一方東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)はというと、約3613万人と約51万人増加。東京都の人口は1351万人と2.7%も増加。
都道府県別で人口が最も多かった東京都は総人口の10.6%を占めるほどになり、より一極集中が進んでいることに。
94万減っている中で、東京に引っ越す人がこれだけ増えると地方はますます過疎化が進みますね。本当に老人のための地方になりかねないですね。
増加率で考えると最も高いのは沖縄県で3%。増加が加速しており若者が増える分、これからビジネスとしても注目が高まる可能性もあると。
平成27年の国連推計で各国の総人口を比較すると、日本は前回と同じ10位ですが、22ー27年の増減率に限れば人口上位20カ国のうち減少となっているのは日本だけで確かに少子化が進んでいることが確認できます。
ここまでくると、ちょっとやそっとじゃもう出生率が上がるわけも無く、国力も徐々に低下していくこと前提で考えていかなければならないんでしょうね。