クジラのウンチを想像できる?
想像するにあの体格から出される排泄物たるや、さぞかしとんでもない大きさかと想像してしまいます。
一回で人間の何年分も排出しそうと思いきや、実は形も大きさもないよう。
というのも、クジラの排泄物はぜんぶが液状。
しかも出たとたん海にパーッと広がってしまうので、いっぺんにどのくらいの量を排泄するのかが正確に分かっていないのだと。
なんでそのようなことになっているのか?
海の住人クジラは食物を食べるときに当然、大量の海水も一緒に飲んでしまいます。
そこでひとつ問題があります。
消化器官に入ったものに塩分が多いと腸は浸透圧を利用した水分吸収ができないのです。
固形にならないんです。それで液状のまんま排泄されることに。
実際にクジラの肛門付近の腸を開くと、固形化していない液状のドロドロウンコが見られるという。
人間だと常にゲリみたいなやつがでるようなもんです。
小便、大便との見分けももちろんつきません。海に住む者の宿命みたいなもの。
ただ、人間のゲリのように苦しんでいるわけではなく平常がそうなので何の問題もありません。
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