今までの乾かして治す絆創膏よりも、体液を利用した絆創膏を使う人が増えています。こんな感じのもので、
従来の絆創膏と違い、血を吸収するためのガーゼがついていません。
このタイプで有名なのがBAND-AID キズパワーパッド(TM)。
このタイプの絆創膏、モイストヒーリング（湿潤療法）と呼ばれ、キズ口からでる体液を活用することで痛みを少なく、傷も早く傷跡が残る心配もなくきれいに治るのが特徴。
消毒は行わず、患部を水できれいに洗い流します。あとは傷口が乾燥しないよう密封させ、常に体液を保ち潤いがある状態にしておきます。
今まで多くの臨床実験が行われ効果は実証されており、切り傷、やけど、擦り傷など軽症の場合はこの方法は非常に効果的。
特に子どもは怪我をして帰ってくることも多く、頻繁に張り替える必要が無いことからモイストヒーリングタイプの絆創膏を使う親が増えています。
ただし、砂やガラス片など水で洗っても取れない異物が入り込んで取れない場合や感染症の心配があるときは、貼ってほっておくのではなく医師の診断を受けることが重要です。あくまでも、軽度の怪我に使うものです。
モイストヒーリングタイプの絆創膏、材質の吸着力が強くしっかり密着し、貼り付いてくれるのでそうやすやすとはがれる事はありません。
貼り心地も良く違和感を感じることが少なく、関節付近に貼っても自然に動く事ができるので治るまで快適に過ごすことが可能です。
傷が治った後、最後に気をつけたいことがあります。
キズが治ったばかりの肌、紫外線に弱く浴び続けると、黒ずんで跡が残る事が。
治ってもある程度の期間は傷口の露出は避けるか低刺激の日焼け止めを塗りケアする事が大切です。
治ったのは嬉しいけど、傷口が黒ずんで後として残るのは気持ちのいいものではないので、最後に気を抜かないように気をつけたいですね。
