急に金属がこすれ合う様な巨大な音が。日本では聞こえたという報告は聞きませんが、世界では報告が相次いでいる「アポカリプティックサウンド」。果たしてその正体は何なのか。
世界で鳴り響く「アポカリプティックサウンド」
世界各地で不気味な音を収録した映像がアップされ、アポカリプティックサウンド(終末の音)ではないかとして話題に。確かに正体が不明の不気味な音です。
世界各地で響く「終末の音」が怖い – 動画 – Yahoo!映像トピックス
エコーがかかった重い金属の扉を開けているような、金属と金属がこすれるような音。終末を告げる音に違いないとし、一部オカルトマニアの間では話題のタネとなっているもの。
「アポカリプティックサウンド」が「終末の音」と呼ばれるわけは、新約聖書「ヨハネの黙示録」の中で語られる終末神話に由来します。
「黙示録のラッパ吹き」
世界の終わりを迎えるその時に、7人の天使がラッパを吹くとされています。このラッパが1回鳴るごとに天変地異が起こり、7回目のラッパが鳴り響く時、世界は最後の審判の時を迎えるといわれています。
7回目のラッパは神の支配を告げる音。キリスト教徒でない残りの地上の人間を滅ぼすため、雷や大地震を起こし、さらに大粒の雹を地上に降らすと。
この天変地異でもキリスト教徒は生き残ると。まあ、新約聖書ですからね。ノアの箱舟と同じようなもんですかね。
いくつかその音が聞こえる動画のリンクを貼っておくと、
More strange sounds from 08.2011, near Homel, Belarus – YouTube
Strange sounds,noises Coventry 18.11.2012 England 6:50 am – YouTube
Strange Sounds in Terrace, BC Canada August 29th 2013 7:30am (Vid#1) – YouTube
と確かに神秘的な音だといえなくもない、ですかね?
「アポカリプティックサウンド」の正体は実際何なのかというと、
カナダ、サスカチュワン大学の物理学教授によると、オーロラや放射線帯から放出される電磁ノイズである可能性が高いというが果たして?
いまだ鳴りやまぬアポカリプティック・サウンド(終末音)、カナダの閑静な住宅地で鳴り響く不気味な音 : カラパイア
この他にも、大気中でエコーは掛からないから地下からの音など様々な推測が。
これほど巨大な音で世界各国で聞こえたと報告が相次いでいるにもかかわらず、いまだ原因不明の謎の音のままで詳しくは分からないと。