物理的なロボットだとペッパー君、スマートフォンでのITサービスではAppleの「Siri」やGoogleの「Google Now」、Microsoftの「Cortana」なんかが有名ですが、このまま順調に進化し続けると人間にとっては逆に困ったことにもなりそうだと。
現時点でもすでに色々な分野で人間に代わって活躍しており、2045年ごろには人工知能がほとんどの仕事をになってしまえるほどになる可能性もあるんだとか。
例えば、
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925
・ハリウッド映画の脚本
「ドラマティカ」というストーリーを自動的に作るソフトが十年以上も昔から使われているそう。
世の中にピッタリはまる脚本のパターンを解析し、それをもとに作り上げていく。感動したあの作品も実はロボットがと考えると微妙な気分に。
・投資市場
大手銀行が人工知能を使い、ベストなタイミングで取引を行えるように。短時間での大量の取引が可能になり、いまや無くてはならないものになっている。
銀行同士の間では、より高度な人工知能を作り取引を有利に持っていくため、AI対AIの激しい戦い起こっているそうな。
・弁護士
膨大な判例を精査する際には、コンピュータが弁護士アシスタントとなり業務の手助けをすることに。
「2045年問題」、なぜ2045年なのかというと半導体の性能向上をを予測するのに使われる「ムーアの法則」というものがあります。
https://thepage.jp/detail/20150119-00000004-wordleaf
コンピュータの処理能力が18ヶ月ごとに2倍に向上していくという予測で、これが維持された場合、2045年には全人類の能力を1台のコンピュータが上回るほどの性能を備えるようになるんだとか。
今までの常識を覆すほどのパラダイムシフトをシンギュラリティっていうらしいです。初めて知りました。
シンギュラリティに至ると、全ての労働はロボットに任せてよくなるのでよっぽどの秀でた人間以外はお役ごめんになると。
人間と同じ性能のロボットが作れるようになったら、あとはロボットがロボットを作り人間は必要なくなる、という考えもちらほら聞きますしね。
実際どうなるかは分かりませんがロボットが進化していくのを見るのはワクワクするので、多少の不安はあってもどんどんいってほしいです。