ピアニスト、イラストレータになるのに絶対必要なもの、指使い。このガジェット、人間が動きをマスターするまでひたすら反復運動してくれるそう。
デザイナー兼エンジニアでもあるササウラブ・ダッタという方が始めた新しいプロジェクトで開発した試作品。
https://www.wareable.com/wearable-tech/this-robotic-wearable-teaches-you-how-to-draw-766
ピアノはとくに、才能があってなおかつ子供の頃から始めないとどうにもならないイメージがありますけど、このガジェットで分野の天才の指使いを体に染み付けることで、生まれつき才能を持っていなくても夢をかなえられるようになるかも。
弾ける感覚を感じられることで、子供のやる気を維持させるのにも役立ちそう。
思い立った理由はシンプルで、機械に、その人にとって必要な動きを反復してやらせ続ければ、筋肉がその動きを記憶し自分の意思でも動かせるようになるんじゃないかというもの。
この試作品はもちろんまだ本格的に使えるようなものではなく、人差し指を強制的に動かして正しい動きを再現させるガジェット。
https://www.youtube.com/watch?v=mqR3RB3MS_c
これだけ見ると、これ何の嫌がらせ、と思ってしまいそう。何時間もこのままにしとくと人差し指つりそうですし。
ダッタ氏も楽器、イラストなど人間がスキルを向上させるための補助的なマシーンとして大きな助けになることを目指しているそうな。
実際、機械に任せておくだけではある程度までは出来ても、さらに上を目指すためには本人の努力は不可欠でしょうし。
この機械、最初の一歩を超えるのには非常に役立ちそう。初めて間もない頃に感覚を掴む、成長するためのとっかかりとして使うことになっていくんでしょうかね。