突如エストニアの自然公園に巨大メガホンが現れる

人間が何十人も入れそうな巨大メガホン、エストニアの自然公園に突然設置され話題になっているんだそう。

●設置したのはエストニアの学生達

設置したのはエストニアのEstonian Academy of the Artsで、建築やインテリアを学んでいるグループ。建築と自然との融合を目指し、エストニアに残る原生林の中に設置した。
原生林に出現した“森の声が聴こえる”巨大メガホンがすごい ? ISUTA（イスタ）オシャレを発信するニュースサイト

エストニア芸術大学（Estonian Academy of the Arts）に通うビルギット氏とそのクラスメイト達が考えた物。

設置した理由ですが、森林ライブラリーの概念を定義するため、昨年から南エストニアの深い森の中でのワークショップを始めており、今回この場所に設置する事に決めたんだと。
自然公園なのでもちろん管理者がいるわけですが、反応はというととても喜んでいるそう。そもそも管理しているエストニア森林管理センターがこのプロジェクトのパートナーを務めており、スペースを提供したそうな。
ごく普通のキャンプにわくわくする要素を追加でき、双方とも満足できる結果に。
設置された自然公園は地元では野外教室として有名な場所だそう。

●メガホンの性能は

直径3メートルもの巨大メガホンが3つ設置されており、オブジェクトとして見られるだけでなく実際にメガホンの効果もあり、自然の森の音を増幅し非常に美しい音を奏でてくれるんだと。

この木製のメガホンは、周囲の音を増幅しやすいように設計されており、耳を傾ければ森の音を深く聴くことができるそうだ。
エストニアの学生が製作した「森の音を聴く」巨大メガホンが素敵 | DADA

３方向から一点に向かうように設置されており、音が交わる一点でミックスされ、絶妙のサラウンドサウンド効果を生み出すんだそう。
エストニアの原生自然と現代建築を一緒に体験することができる非常に貴重な場所になったそうです。
残念ながら動画等がないので聞くことは出来ないんですが、一回聞いてみたいのでネットで公開して欲しいですね。耳に入れば癒し効果が半端じゃなさそう。