欧州で今なお重要な話題になっている「難民問題」。シリアから逃げてきた難民一家と逸れた猫との涙の再会が話題に。
避難先で猫と離れ離れに
2015年11月、イラクでの戦闘から逃れてきた難民の家族が、ペットの猫とはぐれてしまった
猫の「難民」 家族と再会 – BBCニュース
戦闘地域から、命からがら逃れてくる難民、欧州でも今なおホットな「難民問題」。
シリアから逃げてきた難民一家。避難先のギリシャのレスボス島に到着した時に猫と逸れてしまいます。
家族はボランティアとともに数時間探しましたが、結局発見できず。家族同然の猫の心配もありますが、家族だけで難民キャンプへの移動を余儀なくされることに。
もう見つからないかも、と半分諦めていましたが、最初に探した現場の近くのカフェを再びボランティアが通った時、1匹のお腹をすかせた白ネコを発見。まさかの離れ離れになった猫でした。
ついに再会か、と思いきや次は移動した家族の行方が分からなくなる事態に。
猫を保護し、何とかして家族と再会させる方法はないかと考えFacebookに専用ページを立ち上げ、運動を開始。すると2016年2月14日、Facebook経由で家族から連絡が。
その家族はノルウェーで暮らしており、ネットで猫を見て連絡、家族の無事も確認。
後は再会させるだけとなりましたが、ここでも猫の移動などに必要な資金不足の問題に。
工面することは出来ないかと、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げます。
なんなく目標の資金調達も出来、ついに涙の再会を果たしたと。
Facebookページでは多くの人への感謝とともに、「愛の力は存在した」「誰もがお互いを必要としている」と、改めて人と人とのつながりの大切さを考えるいい機会になったと。
