言葉使いや語感を使い分ける事で、脳に与える影響が大きく変わるんだそう。
語感の影響
主なのものにD音、Y音、Z音、K音、S音があり
- D音 プラスD音とマイナスD音の2つに分けられ、
プラスD音(評価を上げる) 「どうしましたか」「だいじょうぶですか」
マイナスD音(評価を下げる) 「だって」「でも」 - Y音 「ようこそいらっしゃいました」「よろしいでしょうか?」
脳の緩和 - Z音 「ざんねん」「ずるい」「ぜったい」
強調したい場合に使うことで、力を一気に発散・拡散させることに - K音 「感謝します」「気に入った」「結構」「光栄です」
クールな感覚を与え、威嚇やできる人という印象を生み出すことに - S音 「さあ」「知らない」「そう?」
心に刺さるこの言葉は、人間関係において大きな距離感を生む事に
言葉の影響
「すみません」:攻撃性が収まる
朝日新聞デジタル:「すみません」で攻撃性和らぐ 名古屋大など脳波分析 – サイエンス
頭に血が昇ってしまったときにこの言葉を聞く事で、思わず口に出てしまいそうな言葉も抑える事ができ「攻撃性」を収めることに。
後悔した時に思わず漏らしてしまうネガティブな言葉。例えば、「何で私が」「どうしてあんなことに」などの言葉を抑えず口に出すことで、「ベータエンドルフィン」が分泌され、気分が落ち着く作用が。
外で転んだ、料理の最中に指を切ったなど怪我をした場合も我慢するんじゃなく「痛い!」と口に出すことで、「ベータエンドルフィン」が分泌され、痛みが和らぐことに。
他にも「これで大丈夫」「すぐに治りますよ」などポジティブな言葉をかけることで、ドーパミンが分泌され気分が良くなるなど、とにかく口に出して表現する事で、脳に様々な影響を与える事が可能に。
「ただいま」一つとっても、声の強弱、抑揚、明るい声、沈んだ声など言葉を発する際の仕方一つで、脳にとって受ける影響がまるで違う事に。
感情は抑えず実際に口に出したほうが、効率よく気分転換が出来普段の生活にもプラスになることが多くなります。