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安くておしゃれ。ユニクロやH&Mなどファストファッションがもたらしたメリット・デメリット

豆知識

一度は買った事があるであろうユニクロ。ユニクロに代表されるファストファッションは消費者にとってはありがたいものですが、環境・労働の面から考えると様々な問題も浮かび上がってきているんだと。

人気を集めるファストファッション

最先端の流行をいち早く取り入れ、低価格で提供される衣料品全般を指します。。ファストフードのファッションバージョンという意味でファストファッションと呼ばれることに。
常に流行の最先端を取り入れ商品の入れ代わりが早いので消費者も飽きることなく、店に足を運ぶたびに新しい発見があるのが一番の特徴。消費者のニーズへの対応も早くとにかくフットワークが軽い。
代表的なブランドにスウェーデンのH&M、スペインのZARA、米国のフォーエバー21、日本のユニクロなどがあり、2008年から2009年にかけて海外から一斉に日本進出が行われたことは大きな話題になりました。
ファッション誌にも有名ブランドと共に安く気軽にオシャレが楽しめるとファストブランドが紹介される事も多く、すでになくてはならない存在になっているのは間違いないと。
有名ブランドの高価なアイテムとファストブランドの手軽なアイテムをうまく取り入れコーディネートしている人も多く、特集している雑誌も多くあります。
安くてオシャレな服は消費者にとってはありがたいのですが、環境問題・労働環境などの面では色々と問題もあるんだと。

気軽さゆえに捨てやすく、衣服のゴミが増加

大きな問題のひとつは環境への負荷だ。ファストファッションは低価格ゆえに、買っては捨て、を繰り返すことに消費者の抵抗は小さい。企業側も、消費欲を刺激するために短いサイクルで新商品を展開する。その結果、クローゼットの中は不要な服で溢れる。
格安ファストファッションの裏側を取材し問題点を考察した本│NEWSポストセブン

気軽に買えるがゆえに買い替えのサイクルが早くなり、家庭からゴミとして出される衣料品は年々増加傾向に。環境問題としても影響を無視できなくなるほどになりつつあるんだとか。
流行を常に追いかけやすくなったため、流行が変わったと判断すると次から次へと捨てられ多大な無駄が。
ヨーロッパでは一人当たり年間平均20キロ、アメリカでは35キロの衣服が大して着る事もないまま捨てられていくほど。

価格を抑えるため苛酷な労働環境に

生産工場のある途上国の労働環境も劣悪なことが多い。ぎりぎりその日暮らしの生活を送れる「最低賃金」は支払われるが、将来に向けての生活設計を可能にする「生活賃金」が支払われることは少ないからだ。
格安ファストファッションの裏側を取材し問題点を考察した本│NEWSポストセブン

低価格を求めすぎるため生産段階で発展途上国の労働者が酷使されるという事実。一般的に「南北問題」と言われているもの。
低賃金で重労働を強いられ将来の設計も立てられる余裕のないアジアの人々の人権もたびたび議論に上がり、頭を悩ませています。

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長はノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が創業したバングラデシュのグラミン銀行と協力し、貧困や衛生、教育などの社会的課題の解決を目指すソーシャルビジネスを立ち上げた。
激安ファッションの犠牲者 バングラデシュの悲劇とユニクロ「年収100万円」(木村 正人) – 個人 – Yahoo!ニュース

企業も問題は認識していて、様々な取り組みも行っています。
良い服をつくり、貧困層の人たちが購入可能な価格で販売。利益をソーシャルビジネスに再投資し、サイクルの規模を大きくしていくことでより多くの人に恩恵が受けられるようにしようというもの。
服の価値を最大限に活かすことも重要だと考え、リユース・リサイクルにも一層力を入れていくんだそうです。

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