2015年の犯罪件数が戦後最少を記録。11万3115件も減り、海外でもちょっとした話題になっているんだと。
戦後最少109万9048件
前年比11万3115件(9.3%)減の109万9048件となり、戦後最少を記録した
時事ドットコム:刑法犯109万件戦後最少=ピークの4割以下?殺人・窃盗も最低記録、警察庁まとめ
石川を除く46都道府県で前年を下回る結果。
特に殺人事件が大きく減少しており2015年に比べ11.5%減、空き巣などの窃盗事件も9.9%減といずれも戦後最少に。世代別では10代の犯罪より65歳以上の犯罪のほうが多く、暴走する若者なんていうのは妄想だという事が明らかに。
犯罪件数は2000年あたりをピークに年々減少傾向でしたが、ついに記録更新となりました。2002年は283万件と3倍弱も起こっていたことを考えると急激に平和になっていると考えて良さそう。
夜中に女性や子供が安心して歩ける数少ない国ですしね、日本は。
日本では窃盗が犯罪の8~9割を占めており、犯罪の大半が窃盗といってもいいほどでしたが、これが9.9%も減少したのが大きかったと。
これだけ減少した大きな理由が事件を未然に防ぐための防犯活動。
警察のパトロール強化や地域の防犯活動の活発化、防犯カメラの増設により、警戒の目が増えたことが貢献したと。
減るのはいい事ですが、あらゆる場所に防犯カメラを設置するなど、行き過ぎると次はプライバシーの問題も気になるのでバランスよく対策してほしいですね。
これには海外からも驚きの声が上がっているほどで、
「日本の年間殺人件数よりアメリカの警察官が殺した人数のほうが多い。アメリカに日本らしさが少しでもあれば…」
外国人「日本はどんだけ治安が良いんだ」 戦後の犯罪件数が過去最低を記録したことに海外騒然 【海外の反応】 : 海外の万国反応記
日本はどれだけ治安が良いんだよ、と特に殺人件数の少なさには驚くほかないというコメントも多々。
アメリカで警察官が殺した数が日本より多いというのは驚きですね。まあ、アメリカは一年中ピストル撃ちっぱなしているイメージがありますし、そうなっても不思議じゃないのかも。
日本は銃刀法も厳しすぎて、行動する際の武器を用意するのも難しいですし。
これだけ減っているのが事実なわけですから、ヘイトスピーチにせよ性犯罪関連にせよ刑事罰をやたらと引き上げようとする流れが止まって欲しいですね。
ただ、これでも体感不安がアップしそうなのが日本。