鉛筆をまともに持てないほど腕の筋力が低下し、字が薄すぎて読めなくなるほどになった子供が増えているんだと。その結果、Bか2B以上を学校で薦められる様になりＨＢの鉛筆が消え始めているんだそう。
子供の筆圧低下
子供の筆圧が弱くてHBの鉛筆で字を書くと字がうすくて文字が見えない
最近の小学生はHBの鉛筆を使わないの？
学校の先生が字が薄すぎて回答が読めないためなんだと。
小学校の指定もBか2Bが基本となっており、HBは推奨されず、厳しいところだと禁止されているところも。
大きな文具店でもＨＢの鉛筆の取り扱いの数が少なくなり、消滅寸前という事態。
筆圧低下の主な理由と考えられているのがゲームやスマホ。
ゲームやスマホなどの指先で打ち込む動作に慣れて、手や指全体から力をうまく使うことができなくなっている
河津とおるの「風よ吹け！｣鹿嶋市議会裏話:消えたＨＢ鉛筆
指先しか使う事が少なくなった結果、腕の筋力が低下。字を書く際に腕全体にバランスよく力を入れることができなくなることに。
文字を書くとことは手だけで書くものではなく、肩、手首をバランスよく連動させる。その動きを親指、人差し指、中指で細かく調整することで美しい字が書けるというもの。
腕の筋力が全体的に落ちたことで鉛筆をしっかり持てなくなり、曲線を書く際に力を入れることが出来ず「あ」と「お」の判別がつけられないほど筆圧の弱い子供が急増することに。
学校の指定がBや２BになればもちろんＨＢの売り上げも落ちるのでメーカーも製造をやめ、B以上の濃さの鉛筆を多く製造するように。
ＨＢの鉛筆が売れなくなり、文具店から姿を消しつつあると。
それ以外にも、昔より濃い鉛筆でも書き心地が良く、スラスラと書けるよう改良されたことも要因としてあります。
なかには10Bを使う子供も増えつつあり、やわらかく書きやすいと人気らしい。
ゲームやスマホの思わぬ問題なんですかね、これは。鉛筆まともに持てないほど筋力低下するとは。
指先しか使う事が少なくなったといいますが、昔でも本を読む子供は読み続けていたんでしょうから、そこまで問題になるほど低下しているのは意外ですね。
確かに私もちょっとしたメモ書く時に、鉛筆で書くことはめったになくなりましたけど。
