共働きする家庭も当たり前になりつつ昨今、保育園不足で入園できない待機児童の問題がますます深刻化しています。
保育園に入れない
保育園に入りたくても入園できない待機児童は、昨年、5年ぶりに増加し2万3千人を超えた。
全国の待機児童・病児保育問題を解決するためのクラウドファンディングを、キッズラインがスタート｜株式会社カラーズ(Colors inc.）のプレスリリース
育児休業制度の普及や経済情勢の悪化などで生活が厳しいことから、出産後も共働きが必須になりつつある日本で保育所の需要はますます高まっています。
市区町村も解消に向けて保育所増設などの対策を進めていますが、待機児童が予測を超えており、増やしてもさらなる入所希望者が出る「いたちごっこ」になり待機児童の解消はなかなか進みそうに無いと。
子供を保育園に入れるだけ、とはいかずもはや就職と同じく熾烈を極める奪い合いになっており、就職活動が「就活」と呼ばれるのと同じように「保活」と呼ばれるほどになっています。
「保活」は、こうした活動を指す造語で、就職活動を「就活」、結婚相手を探す活動を「婚活」と呼ぶようになったのに続いて登場した
保活(ほかつ)とは – コトバンク
待機児童の多い地域では保育園についての情報集めから見学、入園申請、と最終的に決めるまでいろいろと行動しなければならないことが多くとにかく大変。
実際まあ大丈夫だろうと思っていても、いざ入園に向けて動き出すと続々と「不合格」の通達の山に埋もれることに。悲鳴を上げている家庭が増えています。
確実に希望の保育園に子どもを入れるためには、妊娠中から保育園探しを始めなければならないともいわれ、保育園は家庭事情によって優先される事を利用し、最悪の場合離婚することで点数を稼ごうとする家庭もあるのだとか。偽装結婚ならぬ偽装離婚。
共働きが当たり前になった現在、希望条件を満たす保育園に子どもを入れられるかどうかは死活問題になり、最悪の場合仕事を泣く泣くやめざるを得なくなる事もありある投稿が話題になっています。
“15日、「はてな匿名ダイアリー」に寄せられた「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した記事が大きな反響を呼んでいる。”
「保育園落ちた日本死ね！！！」と題した怒りの投稿が話題 – ライブドアニュース
保育園の抽選に漏れてしまった魂の叫びが凄まじく、切羽詰ってる感がひしひし感じられます。
ここまで怒ることかと思う人もいますが、同意する声も多く当事者からすれば特に共感できるという声が多いですね。
この投稿を見た後、ネット上には国も本腰を入れてこの問題を一刻も早く解決すべきだとの意見が続々と上がっています。
