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幼稚園、近親者によるママへの「おむつハラスメント」なるものが増えているらしい

豆知識

おむつからトイレへの切り替えが進まないことに対してチクチク言われる「おむつハラスメント」が増えているんだと。あるアンケートによれば、約半分のママが言われた経験があるんだとか。

「おむつハラスメント」

どんなハラスメントなのかというと「いつまで子供におむつさせてるの?」という近親者からのプレッシャー。
ママを追い詰める“おむつハラスメント”の実態と、遅れる「おむつ離れ」のデメリット(1/2) – ハピママ*

ママとしてはまだトイレへの切り替えは早いと判断しても周りがそうさせてくれず、特に近親者から切り替えをせっつかれるという問題が起こっているそうです。現代の育児環境の変化だとも。
アンケートを募った結果、おむつからトイレへの切り替えが進まないことを自分のせいであるかのように言われたママは50%と半分にも登るんだと。
こう言われる背景には昔と現代のトイレへの切り替え期間に変化が起こっているのも大きな要因。
10年前はおよそ9割が3歳までに切り替えを終えていましたが、現在は、3歳以降と答える家庭がほぼ半数と急増。そのため、自分の親やおばあちゃんからするとどうしても遅く感じてしまうことに。世代間の感覚の違いですね。
「おむつハラスメント」、幼稚園でも起こっているのが問題。完全にオムツが取れていないという理由で入園取り消しになる可能性も。

「幼稚園には入れないというふうに言われた時に、親の怠慢とか言われたりして、結構衝撃的でした」
これまでに放送した内容 | おはよう日本 関東甲信越 | NHK@首都圏

おむつ離れは個人差が割りと大きいものであるにも関わらず、親の責任で一蹴され途方にくれる事にも。

無理やりの「はやすぎるおむつ離れ」には危険も

3歳前にトイレトレーニングをすると、子供の体にさまざまな問題が起きる、そう唱えたのはアメリカのスティーブ・ホッジス博士。
3歳前の“おむつ離れ”は子供の体に毒!! 早すぎるトイレトレーニングが原因で「下の悩み」を抱える子供が増加中 米博士 – IRORIO(イロリオ)

3歳未満の子供は膀胱が未成熟な場合が多いため、無理やりなおむつ離れは子供自身にも大きな負担になり危険。
腎臓へのダメージ、尿路感染症など重大な症状を引き起こす原因にもなり、慎重に進めるのがベストだと。
そもそも排尿をコントロールする力は個人差が大きく、どんなに遅くても小学校に入学するまでには自然と行えるようになりあせって行うようなものではないと。もちろんママの責任云々の話ではありません。
なので自分たちのペースでトイレトレーニングを進め、来る時が来れば自然に移行するようにするのが一番なんだと。
どうしても悩みが消えない場合は、保育施設や小児科に相談するのも一つの方法です。
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