世界海洋デー
世界海洋デーは毎年6月8日に行われる世界的な祭典。
これは、地球の表面の70%以上を占める海洋の重要性についての意識を高める方法として、2009年に国連によって正式に認められました。
母なる海の重要性
私たちの海には何百万もの種が生息しています。
私たちが生き残るために依存している食料、医薬品、その他のさまざまな資源を提供してくれる欠かせない存在。
また、大気から二酸化炭素を吸収することで気候を調整するという地球にとってなくてはならない役割を担っています。
しかし海はプラスチックやその他の廃棄物による汚染、乱獲、気候変動など、多くの脅威に直面しています。
これらの課題は海洋生物に損害を与えるだけでなく、人間の健康と幸福にも広範囲に影響を及ぼします。
将来的に魚の量が減少し、食生活にも大きな影響を及ぼす可能性も無いとは言い切れません。
海洋を守るために行動を起こす
世界海洋デーは世界中の個人や組織が団結して海洋の保護に向けて行動を起こす機会を提供します。
これには海岸の清掃活動に参加したり、持続可能な漁業を推進する政策を提唱したりすることが含まれます。
さらに、政府、政策立案者、業界リーダーが国家レベル、国際レベルで協力して、より包括的なソリューションを作成できます。
誰もが力を合わせてこれらの重要な生態系を世話する上で果たせる役割を担っているので、将来の世代もその存在から恩恵を受けることができます。
海とのつながりを祝う
世界海洋デーは人間と海洋環境とのあらゆる関わり方を祝う機会でもあります。
お祝いには、
- 教育イベント
- 映画祭
- サーフィン競技会
- 水族館の展示
- アートコンテスト
が含まれることがよくあります。
この活動は健全な海洋生態系がいかに重要であるかについて人々、特に若者の意識を高め、保全活動への参加を奨励することを目的としています。
この新たな時代を迎えるにあたり、私たちの命が海の健全性にどれだけ依存しているかを認識することが、これまで以上に極めて重要になっています。
美しい海を維持して、自分たちの生活を豊かにし共存する道を整えることは、回りまわって自分の気がつかなかった価値を感じさせてくれるかもしれません。
