食べ物に「ありがとう」を忘れない
チャールズさんは交換留学生として来日しました。
そして、昼間から路上で酒を飲む人らと出会います。
ちょっとしたきっかけで、自分も些細なきっかけでこうなっていたかも」と思いました。
チャールズさん自身、16歳でアルコール依存症になったことがあるため。
人事とは思えなかったんですね。同じ孤独を感じたんですね。
そして、食料を無償で提供する活動を始めることにしました。
チャールズさん自身もホームレスの経験を15ヶ月してみたところ、ある冬の晩、見知らぬ人から「毛布いりますか?」と声をかけられました。
その経験でチャールズさんは気づいたんですね。「相手を上から見ていた自分」に。「与えてやってる」という気持ちが少なからずあったことに。
それに気づいてからは食べ物を配る時もペンや傘を貸すような感じで「よかったら使っていいよ」みたいに配っているのだと。
活動への興味を示してくれる提供企業に対しても「食料下さい」ではなく「一緒に何かしましょう!」と話しかけます。
ギリギリの生活のシングルマザー、難民申請中の人や食べ物に困っている人が2012年でも、日本には2%(250万人)ぐらいいるそう。
「まだまだ満足には遠い」
チャールズさんの戦いは続きます。
ちなみに、日本ではまだ食べられるものが年間500万トン~800万トンも捨てられてるそう。年間のコメ生産量に匹敵するほど。
コンビニの価格維持のための弁当の廃棄は有名ですが、無駄を省き有効活用する考えも大切にするようになってほしいもの。
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