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子宮頸がんのワクチン接種を勧めない日本にWHOが痛烈批判

豆知識

ひどい副作用の可能性があるという理由で、勧めるのをやめた子宮頸がんのワクチン。詳しく調査した結果、実は副作用はないんじゃないかという結論に至り、日本も再び接種を勧めるべきとWHOが批判したんだと。

WHOが異例の名指しで

批判された国は日本のみ。国際機関が一国だけ名指しで批判を行うのは異例
「エビデンス弱い」と厚労省を一蹴したWHOの子宮頸がんワクチン安全声明 WEDGE Infinity(ウェッジ)

「根拠の薄い判断は、非常に危険な結果をもたらす可能性がある」と子宮頸がんのワクチン接種を勧めない日本に対して名指しで批判したんだと。このワクチン、2006年に誕生した比較的新しいワクチン。
子宮頸がんは年間3千人が亡くなるほど深刻な病気。HPVというウイルスが原因。20歳-30歳代の女性では婦人科特有がんで第1位になっています。
接種するのに一番有効な時期は12-16歳頃。性交渉によって感染する場合が多く経験する前に摂取する事で、発症のリスクを最小限に抑えられることに。
子宮頸がんになる日本人女性はおよそ1%ほどですが、ワクチンを打つことで0.5%以下と半分に下げられる可能性があり、日本は積極的に進めるべきだと。
なぜ薦めてこなかったのかというと、日本も無関心だったわけじゃなくひどい副作用の報告が続々と挙がってきたため。

けいれんや嘔吐(おうと)、全身の痛みなど、さまざまな副作用の報告が確認されている
【関西の議論】17歳少女を襲った“悲劇” 言葉を失う子宮頸がんワクチンの副作用 「娘を助けて」母親の悲痛な叫びに…(1/4ページ) – 産経WEST

体調を崩し、1カ月間も学校を休んむことに。激しいけいれんや記憶障害にも襲われるなど、症状としてはかなりひどい副作用が。

健康被害があった市民に医療費などを支援する109万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を、市議会12月定例会に提出
子宮頸がんワクチン 健康被害者に医療費支援へ | 河北新報オンラインニュース

行政が医療費を補償する事態にまで発展してしまい、ワクチン接種の奨励を中止したといういきさつ。
この結果、日本でのワクチン接種率はかつての70%から数%にまで落ち込み、ほとんどの人がしていない状態に。
ここまでだと日本が正しい判断を下したんじゃないかと思いますが、実は体調を崩してしまったのはワクチンの影響は関係ないという話も出てきたため。

【日本】子宮頸がんワクチンとの因果関係を疑われる症状について、接種群に多く発生しているわけではなく、むしろ15症状で少ない
「因果関係確認できず」名古屋市の子宮頸がんワクチン調査とメディアの曲解 WEDGE Infinity(ウェッジ)

デンマークやフランスでも調査した結果、同じく症状の発症率に違いはないという結論に。
このため因果関係がないにもかかわらず、再び勧めない日本に対して勧める様批判したんだと。日本はまだ有害の可能性を排除していない事に対してですね。
この状態を変えるために国は積極的に薦めるべきだというWHOの批判というか提言。
副作用がないんであればそれでいいですけど、じゃあ17歳少女に起こったけいれんや記憶障害は何が原因だったのかと。本当にまるで関係なかったんですかね。後になってやっぱりありました、じゃ洒落にならないですしね。

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