鉄分不足が気になるならひじき、と考えていましたが実はひじきそのものにはたいした鉄分はなかったんだと。鉄分の大半は調理の際に使う鉄製の調理器具にあったそう。
「鉄分の王様」ひじき
鉄鍋で作った場合、鉄分は58.2ミリグラムあったのに対し、ステンレス鍋だと6.2ミリグラム
「「日本食品標準成分表」 １５年ぶりに大幅改訂へ」 News i – TBSの動画ニュースサイト
鉄分を確実に取るならひじきと考えられていましたが、実はひじきそのものにはそれほどなく、鉄鍋など調理器具から溶け出したものだったんだと。
現在はステンレスの釜が普及したことで、以前よりも鉄分の少ない「ひじき」が流通する機会が増え発覚し見直すことに。
切り干し大根も大幅に減り、9.7ミリグラムから3.1ミリグラムに減少。鉄製の包丁が減りステンレス製の包丁を使う機会が増えたためなんだと。
考えようによっては鉄鍋、鉄製の包丁で調理すればどんな食材でもけっこうな鉄分は取れるということなんですかね。
一家に一つ鉄製の調理器具を用意しておけば、十分な鉄分を取るのは難しくないとも考えられますね。
文部科学省は「食品成分表」に新たに３１３食品を加え、１５年ぶりに大幅に改訂
「「日本食品標準成分表」 １５年ぶりに大幅改訂へ」 News i – TBSの動画ニュースサイト
国も正式に発表し、ひじきに引導を渡すといわんばかりの勢い。この成分表は学校の給食の献立づくりや栄養指導などに幅広く使われている由緒正しい成分表。
15年間一回も見直していなかったことにはちょっとビックリ。大きな間違いはないと考え見直す必要なかったんでしょうか。
本物の「鉄分の王様」はあおのり
「あおのり」には100g中になんと74.8mgも含まれている
西鹿庵（さいろくあん）・ラボ外雑記帳 : 貧血にあおのり
変更前のひじきは58.2ミリグラムで王様と呼ばれていたので、もともとあおのりのほうがはるかに王様だったことに。
たこ焼きやお好み焼きで取るのもいいですが、もっと手軽に取るなら「のり塩味」のポテトチップスがいいんだと。1回で食べきる必要もなく摂取したい時に食べ袋を閉じる。また別の日に食べる、と手軽に分けて食べられるため。
ただ今度はカロリーが気になってしまいますけど。
