ハットリ君、NARUTOと日本の忍者は海外でも人気のあるキャラですが、三重県が始めた忍者パックツアーが大好評でますます忍者好きが加速していると。
増え続ける海外の忍者ファン
国際的な知名度の高い「ニンジャ」で外国人観光客を呼び込もうと、伊賀上野観光協会が「忍者パック」として始めた。
【三重】外国人ツアー客が忍者修行に参加-伊賀 : 大艦巨砲主義！
伊賀忍者でおなじみの三重県が始めた旅行ツアー。外国人にファンも多く忍者目的で日本に来る人も年々増えていると。
宿泊先に到着するとお上からの「密書」をまず受け取ります。黒の忍者装束に着替えて任務開始。
忍者列車で移動し隠し扉など仕掛けあふれる忍者屋敷を探索し、手裏剣など忍者修行を行い、忍術を習得した証しである皆伝の巻物を受け取る。
このニュースを見た外国人からも
自分も行って修業して本物の忍者になりたい、修行を終えた忍者をボディーガードとして雇いたいなど興味しんしんなんだと。
このパック旅行、タイ、台湾、香港、マレーシア、シンガポールの五カ国から三十回、約一千人の観光客を受け入れており、好評なことから欧州にも広げていく予定。
この企画を始めてから伊賀流忍者博物館を訪れた外国人観光客は右肩上がりで増えており、２００４年度に３６３３人だった観光客も、近年は１万を軽く超え2万人も射程範囲なんだと。
旅行だけでなく、
三重大は平成２４年４月、「忍者・忍術学」をテーマとした講座を国内の大学で初めて開講。古文書の翻刻や解析、市民を対象とした古文書講座や講演にも取り組んでいます。
手裏剣やまきびしなど分かりやすいものからもう一歩踏み込んだ知識を身に付けたい人にまで興味が殺到していると。
この試みは国内のみならず海外に広まり、連日、研究や講演の内容を問い合わせるメールが届き対応が追いつかないほどなんだと。
そもそもなぜ海外で忍者が人気なのかというと、単純にかっこいいというのが一番の理由。
国に使える神秘的な戦士に見え、東洋的な武術も魅力の１つ。
手裏剣、手榴弾、マキビシ、水上歩き等々、多彩な技、小道具がたくさんあるからいつまでも飽きないのも魅力。
水上歩きなんかは、特に試したくなりますしね。実際足が水に沈む前に全力で走ると、結構走れるらしいですし。
スパイダーマンやバットマンと同じく、フルフェイスのマスクマンというのは昔からアメリカのスーパーヒーローの象徴でもあり親しみやすいと。
最近では、大ヒット漫画「NARUTO -ナルト-」の影響も大きいんだと。名作ゲーム「ウィザ―ドリィ」にキャラクタ―として忍者が登場していることもあり、広がっていった理由は多数あります。
