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異例の減刑、FBIも感謝するアノニマスメンバー「Sabu」

豆知識

本来アメリカの法律の基準に従えば、禁錮25年前後の量刑になる行為が、禁錮7月という異例の減刑に。司法取引に応じ、仲間を一網打尽にしたことが評価されたと。
行為の判断は置いとくとして、アメリカでは捕まったらとにかく身近な人間を売り払うのが基本になっているよう。
こういた事件に関わらず、アメリカ人の人との繋がりに対する考え方がよく分かるいい例だと。

アノニマス、ラルズセックのリーダー「Sabu」

国際ハッカー集団アノニマス(Anonymous)の派生グループの創設者で、数百件のサイバー攻撃を指揮した後に米連邦捜査局(FBI)の情報提供者に転身した男が27日、禁錮7月という象徴的な刑を言い渡され、自由の身となった。
米有名ハッカーが自由の身に、FBIに「並外れた協力」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

「Sabu」のスクリーンネームで知られる有名なハッカー。2011年にクラッキングで逮捕され、2012年12月に保釈。この期間の勾留で禁錮7月の服役を終え釈放されました。
何をして逮捕されたのかというと、アノニマス、一時世間を騒がせた「ラルズセック」のリーダー格として、ソニーの関連会社からデータを盗み出した罪などで起訴されていました。
アメリカの法律の基準に従えば、禁錮25年前後の量刑になるはずでしたが、裁判官はFBIに対する「注目すべき協力」を理由に、逮捕されてから拘束された7カ月間を受刑とみなす判決を宣告。
「注目すべき協力」、具体的には
300件にも及ぶサイバー攻撃の完全阻止や一部阻止に協力。未然に防いだことによる被害額は数百万ドルに上るとも。
さらに提供した情報により、他の複数のハッカーの逮捕や有罪判決へとつながった事も大きな理由だと。
司法取引に応じたという話ですね。
FBIに対する協力といえば反省しているようで聞こえはいいですが、ようするに自分の減刑のためにひたすら仲間を売りまくったと。
まさかリーダーが自分の身を守るためだけに、捕まえるためのハッキングを仲間に指示していたと考えるとモヤモヤしたものはあります。ハッキングが問題なのは当然として。
所詮匿名同士の繋がりなんてこんなもんといってしまえばそれまでですが、メンバーからは恨まれているのは間違いなく、そのうち仕打ちを受けてもおかしくなさそうですね。
売られたメンバーからしたら、何一人だけのうのうと出所してきてんのか、以外にはないですし。
国としてこれが当たり前になっている以上、アメリカ人の人との繋がり、リーダー像を考える上ではいい参考になりそう。
なんにせよ、アメリカでは最初に捕まったほうが司法取引というカードが使える分、有利みたいですね。売るものが無くなってから捕まった人は地獄を見ることになりますね。

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