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東京五輪の新国立競技場で知られたザハ・ハディド氏が死亡

豆知識

東京五輪で使用する新国立競技場のいざこざで日本にもなじみの深いザハ・ハディド氏が心臓発作のために亡くなられたそうです。

入院先の病院で心臓発作により死亡

建築家のザハ・ハディドが31日(木)に亡くなった旨を、BBC、ガーディアン等複数の海外メディアが報じた
【速報】ザハ・ハディド死去:新国立競技場をデザインした建築家 : SOCIETAS [ソキエタス]

気管支炎の治療のため米マイアミの病院に入院していましたが、心臓発作を起こし亡くなりました。65歳でした。
ハディド氏、イラク・バグダード出身で現在ギリス在住の女性建築家。2004年には建築界で最も権威ある賞とされる「プリツカー賞」を受賞しており、世界に名だたる建築家でした。
新国立競技場のデザイン案が一度は採用されながらも白紙撤回となったことで、日本でも一躍有名になりました。
日本でも新国立競技場以外でなじみが深く、2009年に高松宮殿下記念世界文化賞の建築部門を受賞しています。
とはいえ、やっぱり日本ではハディド氏といえば、東京五輪で使用する新国立競技場のデザイン案に対しての騒動が記憶に新しいです。
2020年の東京五輪で使用する新国立競技場のコンペに参加し、ザハ案が一旦採用されたものの、建築の難しさと莫大な建築費がかかることがわかり、日本政府が白紙撤回しました。
デザイン自体も「ヘルメットに見える」「カメのよう」などと酷評する人もちょくちょく見受けられ、最終的に撤回となりました。
日本政府とはもめにもめ、一時は裁判沙汰にまで発展しそうな勢いでしたね。
ハディド氏の設計の特徴といえば、とにかく実際に建築するには複雑すぎる設計。

独特の曲線的なデザインは施工の難易度が極めて高く「アンビルド(建設できない)の女王」とも呼ばれた
白紙撤回された新国立デザインのザハ・ハディド氏が死去 : スポーツ報知

独創的でダイナミックなフォルム、国際的なコンペで優勝するほど人を惹き付けるデザインではあるものの、あまりに斬新かつ複雑なフォルムがゆえに完成をみないまま立ち消えになってしまうことも日常茶飯事。
会社を設立してから約10年間もの間、ハディド氏の設計図案は実行されることはなく初期は相当な苦労をした建築家でもあります。
これからますます活躍が期待されていただけに、突然の訃報に関係者のみならず世界中が衝撃を受けています。

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