確実に避妊するため避妊方法に関して悩んでいる人も多い現在、ビル・ゲイツ財団出資の企業が一度埋め込めば16年間使用可能な「避妊チップ」を開発。
従来のコンドームやピルと比べ、価格でも大きなメリットがあり今後普及していく可能性が。
ビル・ゲイツ財団出資の企業が画期的な避妊チップを開発
大きさが20×20×7mmの極小デバイスで、使用者の臀部(でんぶ)・上腕部・腹部の皮膚下に埋め込んで使用します
ビル・ゲイツ財団出資の企業が遠隔操作で16年使用可能な避妊チップを開発 – GIGAZINE
このチップから、避妊効果のあるホルモン剤レボノルゲストレルが毎日投与され続けることになります。その期間はなんと16年間。
1度埋め込めば、あとは妊娠の心配などまったくする必要も無く性生活を楽しめるように。避妊チップの避妊率は99%以上とほぼ間違いなく否認でき、信頼感も十分。
埋め込むと絶えず投与され続け子供を生みたいと考えた際、取り出さないのかと言うと必要なし。
使用者が妊娠を希望するときには、付属のコントローラーで遠隔操作することでデバイスの電源のON・OFFが可能。電源をONにすれば再び使用可能になります。
またコンドームやピルといった他の避妊具と比べ、避妊チップは価格の面でメリットが大きいのも特徴。
一度埋め込めば16年間使用可能という長期利用が可能なことから、頻繁にコンドームを使うのに比べれば大幅にお金の節約になります。
日本では避妊のためにわざわざ体に埋め込むと言うのはまだ抵抗を感じる人が多いのも事実。ですが、海外ではすでにホルモン剤を含んだ細長いプラスチック製の容器を埋め込む「避妊インプラント」が広く普及。
腕の内側など皮下にデバイスを埋め込むことに抵抗はなさそうで広く普及していく事は間違い無いと。
一般的にはもちろん、性産業にとっても価格の面から魅力は大きく日本でも徐々に普及していく可能性はあります。
避妊だけでなく、この技術を用いることで定期的な薬の服用を必要とする人にも役立ちそうだと。
この技術を応用する事で、定期的な薬の服用を必要とする病気にも適切に投与し続ける事が可能になり、看護や病院にとっても便利なチップの開発が可能とも考えられています。
販売は2018年に予定されています。