歯ざわり・舌触りに大きな差をつける穴あり・穴なしビスケットの違い

大まかに分けてハードビスケットとソフトビスケット

ビスケットを良く見るとボツボツと穴のあいているものとあいていないものとがあります。

といわれています。
では、この硬さや舌触りの差はどこからくるのかと言えばビスケットの生地の違いによるもの。

生地は小麦粉にバター、砂糖、牛乳、ベーキングパウダーを混ぜ合わせて作られます。
ハードビスケットはソフトビスケットに比べると油脂肪分が少なく植物性たんぱく質、すなわちグルテンがしっかり形成され生地そのものが硬い。

そしてこの生地をそのまんま焼くと内部にガスが溜まり表面が不均等にデコボコと盛り上がってしまいます。
これを防ぐのが針のついた型抜きというわけ。きれいな形を保つためのものになります。

「ビスケットなんてしょせん子供の食べ物」なんてバカにしないでじっくりと食べ比べてみると、新たなおいしさに気づいてはまってしまうかもしれませんね。