絵画『アルプスを越えるボナパルト』
ナポレオンがイタリア侵攻時、アルプス越えを試みる時の話。
絵画「サン・ベルナール峠を越えるナポレオン・ボナパルト」で有名なシーンですが、実際は悪路に強いロバにまたがって防寒着を着ていたのだと。
ロバに乗った姿はポール・ドラロッシュの絵画『アルプスを越えるボナパルト』で見られるんですね。
ちなみにこの愛馬の名前はマレンゴといい、絵画の製作時にナポレオンは、
「肖像は似ているかどうかが問題ではなく、その人物の偉大さが伝わればよい」
とポーズを拒否したという逸話も残っています。
仕方なく、代わりに息子(又は弟子)がポーズをとって制作されたとの話もあります。
なんにせよ、右手を掲げ兵士たちを鼓舞する姿はまさに英雄の雰囲気を醸し出していますね。
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