オバマ大統領、朝早く電話で起こされる
10月9日午前6時。
オバマ大統領はノーベル平和賞受賞の電話で起こされました。
発表を聞いて、みんなも驚きました。
なぜなら、それまで有力候補者として名前が上がってなかったから。突然の発表だったんですね。
平和賞は平和のために活躍した人に送られます。
ではオバマ大統領は何をしたのか？
簡単にいうと
「世界に平和と希望を与える演説をした」
ということになるんですかね。
演説しただけでノーベル賞がもらえるのってちょっと不思議に思いますよね？
平和賞受賞者には2つのタイプ
平和賞には2つのタイプの受賞者があるよう。それは、
- 「すでに何らかの活躍した人」
- 「これから活躍が期待される人」
オバマさんは２のタイプ。
要はノーベル賞委員会、そして世界の人々の期待も込められてのものです。
オバマ大統領自身、なんで自分が受賞したのか戸惑っている感じもあります。
「これから活躍が期待される人」の具体的な受賞の理由ですが、
- 世界の人々が力を合わせることの大切さを訴えた。特に核なき世界（核兵器の廃絶）で
- 国際紛争は対話と交渉で解決できると訴えた
- 地球の問題はみんなで解決しようと訴えた
世界が協調することの大切さを話しました。
オバマ大統領はお礼のスピーチをします。
- 「自分自身が何かをしたのではなくこれから米国が行動することに対する受賞です」
- 「核兵器は世界の人々が危険になるので無くさなければなりません」
- 「地球温暖化は永遠に世界や子どもたちを傷つけてしまう」
最後に、
「この賞は正義と尊厳のため懸命に努力する人たちみんなで分け合わなければなりません」
と言いました。
賞金約1億３千万円は複数の慈善事業に寄付したみたい。
今、オバマ大統領も日本へ来日してる最中ですがどんな話をしているんでしょうね。
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