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不正送金の被害にあわない為に。ネットバンクを利用する際に最低限気をつけたい事

豆知識


ネットバンクは振り込み料金も安く基本的に時間を気にせず振り込みできるので良く使うんですが、不正送金の被害が止まらないそうです。

不正送金に使われるウイルスの検出数は2万件以上もあり日本が世界の8割を占めるという驚きの調査結果もあるそう。銀行も出来る限りの対応をしているようです。
https://www.netbanksec.jp/?p=69
有名なものの一つに「ワンタイムパスワード」があります。
銀行から送られてきた小型端末に、数分から数十分程度で随時変わる1回限りのパスワードが表示されるというもの。
数分程度で変わるのでややせわしないものの、不正送金を防ぐ手段として非常に効果的だそう。
ジャパンネット銀行が取り入れていますが、三菱東京UFJ銀行も決定するなどこれからは基本になっていくのかもしれません。
ユーザーができる最低限しておきたい対策
1. パスワードは最低10文字以上にし、使い回さない
出来るなら何の意味も無い文字列だけで作るのが安全ですが、全てにするのも難しい。一般的に通じる言葉にいくつかランダムに無関係な文字を追加するだけでも効果的。
2. OSや利用しているソフトウェアは常に最新に
ウイルスやトロイの木馬など不正なプログラムは、ソフトウェアのバグをついてくるのが基本です。OS、Flash、Javaなんかはしょっちゅうセキュリティーに関してのニュースを聞きますね。
新しいソフトウェアが公開されたら、出来るだけ早く更新する事が重要です。
ただ、OSはすぐ更新するとまれにバグでパソコンがブルースクリーンになり立ち上がらなくなるなど、重大な問題が起こることがあるので1週間か2週間ぐらい様子を見てからでもいいかもしれません。
3. ウイルス対策ソフトの利用
大半の人は利用されてると思いますが常に最新の状態で定期的にスキャンし、チェックする事で被害を最小限に抑えられます。
最近はネットバンクも専用の偽サイトで無いかチェックするソフトを配布しているところもあるので、利用するのもおすすめです。
一番大切なのはとにかくパソコンやスマートフォンを利用する際には、よくよく注意しながら使うことです。
届いているメールのリンクも不用意におすのではなく、メールアドレスをしっかり確認し確かに自分が登録しているサイトからのメールから送られているのかチェックします。
ネットバンクのログイン画面でいきなりパスワードの確認を促すという見慣れない画面が表示されたり、表示されるべき表示がされないなど普段となんか違うと感じたら一旦入力をやめます。
URLやセキュリティ証明書を確認するなど確かに正規のサイトだと確認できてから、次へ進めることです。
暗証番号や秘密の質問、認証用カードの配列をまとめて入力させようとする画面が表示される時、ウイルスに感染している可能性が非常に高いです。
まとめて入力するという事は、全てを知られることになり普通ログイン画面で求められる事はありません。
万が一不正送金の被害にあっても、預金者によっぽどの落ち度でもない限り全額補償されます。
なので、被害にあった場合はすぐに銀行のコールセンターに連絡し、必要な補償の手続きを取り、同時に警察に相談するのが大切です。

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