レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、まず思い浮かべるのがモナリザだという人も多いんじゃないかと思います。
僕なんかはモナリザ以外よく知らないですけど。
モナリザのものかもしれない遺骨が発見されたんだそう。
レオナルド・ダビンチが描いた「モナリザ」のモデルとなった女性のものであるとみられる人骨の破片を発見したと明らかにした
「モナリザ」モデルの遺骨か、調査チームが伊修道院で発見
イタリアのトスカーナ（Tuscan）地方の修道院で数年前に発掘された遺骨で、確認が進み本物ならモナリザの謎の解明にとって大きな前進となる可能性が高く期待が高まっているんだとか。
このモナリザ、ルネサンス最大のイタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた油彩画。
67歳で死去するまで制作を続けたそうな。それだけに本人のこだわり、思い入れも強そうですけど、モデルに関しては詳しく分かっておらず５００年たった今でも推測の域を出ず謎の多いままなんだと。
推測とはいえいくつか諸説はあって、
モナリザのモデルは、伊フィレンツェの絹商人の妻、リザ・ゲラルディーニとの説が有力
「モナリザ」の遺骨発見か＝モデル女性？の墓地捜索―伊 | ニコニコニュース
このリザ、フィレンツェで生まれ、10代でフィレンツェの行政官となる絹布商人フランチェスコに嫁いだと考えられている人物。ともに夫婦生活を過ごし、フランチェスコの死後、4年ほど経った1532年に63歳で死去しんだんだそう。
もう一人リザとともに有力だと考えられているのがサライ。
ダヴィンチの弟子で同性の愛人だった可能性のあるサライ（Salai）という人物の可能性もある
モナリザ「モデルは男性」と伊研究チーム、ダ・ヴィンチの愛人？ 写真5枚 国際ニュース：AFPBB News
本名はジャン・ジャコモ・カプロッティ（Gian Giacomo Caprotti）という男性。女性のような風ぼうをしており、25年間、ダ・ヴィンチの下で働き、愛人だったという見方もあるんだとか。
最近世界中で考え方が見直されてきている同性愛。ダ・ヴィンチもそうだった可能性が。
モナリザの絵で左右の目の中にアルファベットのLとSの字が書かれているという話も聞きますが、ルーブル美術館の専門家らは否定しているそう。
ルーブル美術館では2004年に「実験室で可能だと思われるあらゆる検査」を行った上、09年にも再度検査したが、「文字や数字などは一切見つからなかった」と断言している。
モナリザ「モデルは男性」と伊研究チーム、ダ・ヴィンチの愛人？ 写真5枚 国際ニュース：AFPBB News
長い年月が経過したことにより、絵の表面に無数の細かな亀裂が起こりたまたまそういう風に見えているだけなんだとか。
他にも説としては、女性どころか他人ではなくダ・ヴィンチの自画像だという話もあるぐらい、まるで解明されていないのが事実。
最初の8体分の人骨は保存状態が良好だったが、炭素年代測定法で分析した結果、時代が古すぎでモナリザとは合致しないことが分かった
「モナリザ」のモデルか、伊修道院で発見の遺骨 調査 写真2枚 国際ニュース：AFPBB News
コンクリート床を掘り起こしてまで発掘調査を行い期待が高まったものの、やっぱり違うんじゃないかという可能性が強くなっていると。
年代測定の結果、足の一部だけを残した１体の遺体。これがリザの死亡時期と重なっていたんですが、遺骨は激しい損傷のためＤＮＡ鑑定ができないほど。また頭蓋骨がないため顔の復元もできないと。
共同墓地も1521年～1545年までの期間しか使われなかった可能性が高く、時期が合わない。
これらのことから、モナリザとは関係ないんじゃないかという考えが強くなっているそうな。
残念ですけど、謎は謎のまま残っているほうが神秘的な感じもしますし良かったのかもしれませんね。
事実が判明すると、案外フーンで終わりそうな気も。まあでも、分かったら読みますけど。
