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基準を満たしていないケーブル多数、新規格「USB Type-C」を選ぶ際に気をつけたいこと

豆知識

Googleのエンジニアがすでに販売されている「USB Type-C」ケーブルを何種類も買って調べたところ、基準を満たしていないケーブルが多数見つかったんだと。新規格なだけに安定した品質を確保するにはもう少し時間がかかりそう。

「USB Type-C」ケーブル

上下左右対称なデザインを採用、コネクタの挿し込み口がリバーシブルになり、どちらの向きでも挿し込むことができる
USB Type-Cとは? – サンワサプライ株式会社

従来のUSBコネクターと違い、コネクタの挿し込み口がリバーシブルなので差し込む際にいちいち確認する必要がなくなりました。アップルのLightningケーブルもリバーシブルで向きを気にすることなく使えますね。
挿し込み口が変わってしまったので、互換性はもちろんなくType-Cにあったケーブルを使う必要があります。従来のUSBコネクターに使う場合は変換コネクターを使うことに。
MacBookやNexusでも採用されており、これからはパソコンやスマートフォンでもこのタイプが標準になっていきそう。
給電可能な容量も大幅にアップしていて、コンセント次第では最大100ワットの給電が可能。フルサイズのラップトップでも十分充電できるほど。

基準を満たしていないケーブルでスマートフォンの充電をすると最悪の場合、壊れる事も

充電できないばかりでなく、デバイスにダメージを与える可能性もある
Googleエンジニアが警告「規格に準拠しないUSB-Cケーブルはトラブルの元」 – iPhone Mania

給電能力を上回る負荷がかかった結果、ホスト側のスマートフォンに損傷を与える可能性もあるんだと。安全に充電するには特定の抵抗値が必要なため。
例えば56kΩの抵抗が必要にもかかわらず、10kΩの抵抗を使用したケーブルを使った場合、スマートフォンが正常に電力を処理できず、充電が出来ない事に。最悪の場合、壊してしまう事にも。
iPhoneやNexusなどハイエンドのスマートフォンを使っている人は特に気をつけたほうがいいと。ケーブルをケチってスマートフォンを壊す事になったら元も子もないですし。

基準を満たしていないケーブル多数

ネットショップで販売されているいくつかのUSB Type-Cケーブル・充電器をテストしたところ、粗悪品が多かった
GoogleのエンジニアがUSB Type-C製品のレビュー活動を開始、仕様に準拠していない製品をあぶり出す | juggly.cn

検査の結果、正しい900m~1.5Aの規格を満たしていたものは、FRiEQ社のものとiOrange-E社の2点しか見つからなかった
USB Type-Cケーブル、給電規格の技術仕様を満たしている市販品はわずか – BusinessNewsline

Googleのエンジニアが自腹で購入し調査した結果、殆どのType-Cケーブルは基準を満たしておらず、使用すると問題を起こす可能性が高いケーブルだったんだと。
購入する際に注意したほうがいいこととしてAmazonで買う場合、レビューには要注意。基準を満たしていないにもかかわらず高得点が付けられているものも多いんだそう。
点数がいいから大丈夫だろう、と格安のケーブルを買ってしまうと思わず問題に巻き込まれかねないと。でも、レビューはやっぱり参考にはなりますし、ケースバイケース。

メーカーの純正品が安全

スマートフォンなどのデバイスの充電目的でUSB Type-Cケーブルを購入する際には、多少高くてもメーカーの純正品を購入した方が「外れ」はない
USB Type-Cケーブル、給電規格の技術仕様を満たしている市販品はわずか – BusinessNewsline

出たばかりの新規格なので、まだまだ安定性では問題があるものが多く、多少高くてもAppleやGoogleなどメーカーから純正品を買うのが無難。
特に、無名ブランドのケーブルは地雷である事も多く成熟するまでは、スマートフォンが壊れるという最悪の事態を避けるためにも純正品が一番よさそう。

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