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洪水で一転、砂の国から水の国へ早代わりしたサウジアラビア

豆知識

サウジアラビア、砂に覆われた国と言うイメージが強いですが、ここ数年は異常気象が続いており突如発生する急流のような大洪水に都市の被害が急増しています。

異常気象が頻発、首都リヤドで起こった大洪水

サウジアラビアの首都リヤド(Riyadh)で13日、非常にまれな激しい豪雨により洪水が発生した。
砂漠の国サウジ、首都で洪水が発生 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

12日夜に猛威を振るった豪雨、13日の夜明けまでには終息したものの一部の道路は今だ冠水したまま。
突如襲った急流のような豪雨はサウジアラビアの多くの部分に大破壊をもたらし、通りおよび低地のエリアでは最低3人の死が報告されています。砂の都市が丸ごと飲み込まれてしまったかと思うほど、凄まじい光景。
人口500万人超の首都リヤド。気候は砂漠気候に属し、大雨が降ることは非常にまれな都市。
リヤドは砂漠気候で年間雨量といものは実質的になく、平均年間降水量は111 mmです。日本の平均降水量1718mmと比べると、約17分の1ほど。
サウジアラビアというと砂に覆われた暖かい国で雨とは無関係なイメージがありますが、ここ数年は異常気象が続いています。
2013年に25年ぶりの降水量を記録する豪雨で洪水が発生、約20人が死亡する惨事に。
2015年10月にはサウジアラビア・ハイルの北側にあるネフド砂漠にて。ここはもともと乾燥地帯ですが砂漠に雹が隆り注ぎました。これには現地の人も非常にびっくりし、一瞬なにが頭に当たったのかよく分からない人も続出。
中東諸国といえば水よりも砂嵐による大規模な被害をイメージしますが、治水問題も大きな問題となっており、サウジアラビアが直面する新たな課題の1つとなっています。

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