雨雲をリアルタイムで捉える「フェーズドアレイレーダ」
気象庁が2014年度から導入を決めている気象レーダがあります。
「フェーズドアレイレーダ」
大阪大学大学院工学研究科准教授の牛尾知雄さんが開発したものです。
従来の気象レーダは竜巻をもたらす積乱雲を観測するのに5分程、掛かっていた為
「気象庁が発表する「竜巻用心情報」の適中率は10%にも満たない」
と酷評されていました。
「フェーズドアレイレーダ」は降雨の構造を3次元で観測できる高性能次世代レーダ。雨雲をリアルタイムで捉えることができます。
そのおかげで積乱雲の発達の過程も約10~30秒間隔とより短い時間で観測可能になりました。
竜巻やゲリラ豪雨の突発的な気象災害の監視、より正確な予知・予測をし迅速に対処できるようになると大いに期待されています。
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