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重症の火傷から体や皮膚を救う「自家培養表皮」、ひざの痛みを取り除く「自家培養軟骨」、実用化がどんどん進む「再生医療製品」

人物

「再生医療製品」で新たな治療の道を

ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授のiPS細胞(人工多能性幹細胞)。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)は皮膚などの体細胞から作られるもの。
自分の細胞を培養する再生医療の分野での活躍が大いに期待されています。

国内でこれまでに製品化されたものはわずか2品目にしか過ぎません。
その2つは

  • 重症の火傷から体や皮膚を救う「自家培養表皮」
  • ひざの痛みを取り除く「自家培養軟骨」

というもの。

それらの製品を粘り強く時間をかけ実用化までこぎ着けた方がいるんです。
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)事業開発室長の畠 賢一郎さん。

日本で初めて「再生医療製品」として国から承認を受けた「自家培養表皮」。
これは重症の火傷の患者に使用するもの。
全身の9割以上にヤケドを負った5歳の男の子(生存率はわずか3%)、従来は助かる可能性のとても低い命を救うことにも成功しています。

健康保険適用の製品として広く多く患者に届けるために奔走

再生医療の技術を健康保険適用の製品として広く多く患者に届けるために奔走してる畠さん、今年4月、ついに新たな製品を保険適用までこぎつけました。
ひざ痛から患者を救う「自家培養軟骨」。
骨と骨のクッションの役割をしてる軟骨。
患者さんは歩く際にひどい苦痛を覚え、一度損傷すると自然に治ることはなし。
最悪の場合、まるっきし歩けなくなる恐れもあります。

これまではヒアルロン酸の注射や人工関節の治療が主流だったのですが、「自家培養軟骨」は自身の細胞から作ることができるように。
今年5月、日本初となる保険適用でのひざ軟骨の手術が広島大学病院で行われ手術は無事成功。

ひざ痛で苦しむ患者さんへの新たな治療の道をつくった畠さん。
さらに多くの再生医療製品で新たな医療の道を開拓するために今日も奔放します。

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