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アフロ・ユーラシア大陸を自由に飛び回るイカしたハゲワシ

雑学

名の通りハゲワシは毛がまばらにしか生えていない

旧大陸(アフロ・ユーラシア大陸(ヨーロッパ・アジア・アフリカ))に生息するイカしたハゲと言われるハゲワシ。
ハゲている動物としてはもっとも人気があり、親しみやすい動物と言ってもいいかもしれません。

ハゲワシはその名の通り、頭には毛がまばらにしか生えていません。
これはハゲワシの食べ物や生活圏と深い関係があります。

ハゲワシの食べ物は動物の死体専門

ハンティングはあまりうまくありません。
ハゲワシは死体を見つけると急降下し、その破れた小穴に頭を突っ込んで内臓や肉を食べて生活をしています。

もしも髪の毛がふさふさしていたらこの時に血や体液やらで汚れてしまいます。
草原には頭を突っ込んで洗える水場が少ない、それならばいっそのことハゲていた方が手間がかからずにいいというわけ。
衛生状態が悪ければ病院にかかりやすいため、髪の毛がないことにも合理的な理由があります。

ハゲワシの頭の部分には血管が密集しています

ここから空冷方式で直接風を浴びて放熱すれば体温の調整がしやすくなるんですね。
ハゲワシのハゲにはきちんと理由があります。無駄にハゲているのとは違うんです。

こんな感じで考えてみると、ひょっとしたら人間もハゲたらハゲたでなにか思いもよらぬ素晴らしい利点があるのかも知れません。

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