まさに全知全能「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
本名はレオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ。知る人ぞ知るイタリアのルネサンス期を代表する芸術家。
「飽くなき探究心」と「尽きることのない独創性」を兼ね備えた人物と称されるほど。
それもそのはずで、
絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学
などあらゆる分野に顕著な業績を残し「万能人 (uomo universale )」と呼ばれています。
絵画に対しては
「最後の晩餐」「モナ・リザ」「カーネーションの聖母」「洗礼者ヨハネ」「受胎告知」「岩窟の聖母」が特に有名。
意外な所ではヘリコプターのアイデアもダビンチが最初のよう。
芸術家の多くは孤高でありその死後に有名になる人が多いなか、ダ・ヴィンチは多くの交流を持ち、在命中にすでにその名声は知れ渡っていました。
その死後も「史上最高の画家の一人」とされるとともに、おそらく人類史上もっとも多才な人物であると言われています。まさに全知全能と言ってもいいイメージを持つ人物。
先を見据える知性、手法は賛辞を贈るしかない
アメリカ人美術史家のヘレン・ガードナーはダ・ヴィンチが関心を持った領域分野の広さと深さはかつて類を見ないものと断言。
「レオナルドの知性と性格は超人的、神秘的かつ隔絶的なものである」
と最高の賛辞を贈るほど。
マルコ・ロッシは「レオナルドのものの見方は神秘的などではなく極めて論理的であり、その実証的手法が時代を遥かに先取りしていたのである」
とベタ褒め。
どちらも先を見据える知性、それに向かい合う姿勢はずば抜けてると。
おっしゃるとおり。これ以外ないですよね。
多彩な才能は内部から沸き起こる探求心はもちろんのこと、関心の広さ自体が偉大な才能であることも確かな事実。
私は「これはどういうことか、これは何なのか?」とは思っても結局、調べもしないまま過ぎていく事が多い。
興味を持つだけでなく一つ一つ追求できるのはただ素直に凄い事だと思います。
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