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火事が起きればまた会える、自宅に放火してしまう八百屋お七の激しすぎる愛

人物

恋は盲目を貫くお七の激しすぎる愛

八百屋お七(やおやおしち、寛文8年(1668年) – 天和3年3月28日(1683年4月24日)、諸説あり)。
1683(天和3)年、18歳の八百屋の娘のお七が3日間の市中引回しの上、この日、火あぶりの極刑に処せらました。没日は諸説あるよう。

前年12月28日の大火で避難した寺で出会った寺小姓・生田庄之介(この名も諸説あり)のことが忘れられず、もう一回火事が起きればまた会えるという想いにかられ、お七は自宅に放火してしまいます。
幸い火はすぐに消しとめられたがお七は御用となるんですね。

恋の病のお七をそそのかして放火させ火事場泥棒を企てたならず者の吉三郎という者がいたという話もあります。(同じく死罪)

火事も江戸の中心部を全て包み込むほどの大火の元になったという話もあったようですが、そのほうが話が盛り上がるため脚色も相当されてるとも考えられています。
恋愛に絡んだ女性が放火してそれに対する同情と刑が実行されたんは事実のよう。

それにしても激しすぎるよね。恐ろしいまでの愛。熱い、ひたすら熱い・・・。
この事件は井原西鶴、鶴屋南北らによって浄瑠璃、歌舞伎、色々な作品となってるんですね。ドラマチックといえばドラマチックですし。

迷信による風評被害も続出

また、お七が干支の丙午(ひのえうま)年生まれということで、この生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮めるという迷信が生まれることに。
実際の出生率にも影響を与えたというのですし、インパクトの強い出来事には大きな余波がついて来ることを実感させられます。

生まれ年が同じだけでそんな風に思われるのもたまったもんじゃないでしょうね、変な目で見られた人からすれば。
恋の火事も実際の火事もどっちも本当に恐いもんです。これだけ相手から思われる経験をした人は多くないと思いますけども。

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