景品表示法に基づく表記:当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

日本にもボランティアを根付かせたい、日に日に強くなる思いを胸に。テレビのCMよりも一人一人に深く届く「クリック募金」

小話

クリックで救える命がある、「クリック募金」を日本で広めた清水さん

ホームーページを見て回っているとどこかで見かけた事があると思われます。

清水久敬さんはかつてテニスのプロを目指していました。
けれど大学入学後に伸び悩み、大学2年のときプロ選手の夢をあきらめることに。
3歳から5年間アメリカで暮らした経験もあり、アメリカの大学で勉強したいという新たな夢が生まれ留学。

そこでクリック募金と出会います。
「こんなに手軽に社会貢献ができるの!?」
それまでボランティアに全く興味はナシ。
でも「このままの社会ではこの先持たない」という思いがあったんですね。

そこで「日本にもボランティアを根付かせたい」こんな思いが日に日に強くなってついに大きな決心をして起業。
クリック募金では参加してくれる企業がなければ何も始まりません。
始めて見ると、これに参加してもらうのがなかなか大変でした。

大企業に電話をかけまくる毎日、理念だけではダメだと気づく

しかし所詮、無名の若者。相手にされるわけもなく素っ気ない返事が続く毎日。
初年度の売り上げ14万。営業赤字1400万。さんざんな結果に。

けれど清水さん、ぜんぜんめげません。それどころか、
「いったん軌道に乗ればうまくいく」
と自信を膨らませるものの、ある日の飛び込み営業で目の覚める言葉を耳にすることに。

企業担当さんに聞かれた一言「社会貢献はわかるけど、企業利益は?」
この言葉で清水さん、ハッと気づきました。理念だけではダメなんだ。
企画書を書き直し1ヶ月半。参加してもらえる企業、ついに参加決定。ついに掴んだ最初の一歩。

「テレビのCMよりも一人一人に深く届く」(企業担当さん)
こんな考えを持ってもらえたんですね。

それから状況が大きく変わったのは企業側のメッセージをクリックユーザーに伝える仕組みを変更してから。
それまでは募金のためにクリックすると企業のバナー広告が出る仕組みでした。
ポータルサイトから企業のHPの中に作ったクリック募金のコンテンツにリンクする仕組みに変えたんですね。

企業にとっては自らの社会貢献活動を詳細にアピールできると同時に、新たなマーケティング手法としても利用可能になり参加するメリットが拡大。
参加する企業が広がり始めこれまでに寄付された募金総額は2010年3月末で約2億7千万円にまで達しました。
これからもさらに増えていくと期待されます。

「社会に影響力を与える規模にならないと・・・」
そんな思いを胸に清水さん、さらなる広がりを目指して日々、次の一手を考え中。

PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました