「シンデレラストーリー」を地でいったグレース・ケリー愛用の「ケリーバッグ」
ルイ・ヴィトン同じく女性に人気のあるバッグ「ケリーバッグ」。
パリの老舗エルメスが製造しているやや大きめのがっちりとしたバッグ。
このバッグが「ケリーバッグ」と呼ばれるようになったエピソードをご存知ですか?
おしゃれな方はもちろん、という話かもしれません。
ハリウッドの女王からモナコ王妃へと文字通り「シンデレラストーリー」を地でいったグレース・ケリー(Grace Patricia Kelly)。
彼女が妊娠したとき、大きなお腹を隠すためにやや大きめのこのバッグを愛用したんですね。
「サック・ア・クロア」から「ケリーバッグ」と改称
1956年、このバッグを片手に持った妊娠中のケリー王妃の写真がアメリカの雑誌「ライフ」の表紙に採用されました。
エルメスはこれに便乗する形でモナコ公国の許可を得て「サック・ア・クロア」を「ケリーバッグ」と改称。
以後このバッグは世界で最も有名なバッグとなり「ケリーバッグ」と呼ばれるように。
はからずも王妃に宣伝してもらえ、ブランドとして確たる知名度と人気を集めることになるとはエルメスもついているブランドですね。
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