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きっかけは目の不自由な女性、香りがひときわ強くトゲのないバラを作った日本人

雑学

トゲのないバラを作った名人

トゲのないバラを作った人がいます。
バラの育成にかけては世界有数の名人、京成バラ園芸所長の鈴木省三(すずき せいぞう)さん。

きっかけは鈴木さんのもとに目の不自由な女性から、
「自分もバラを(触って)楽しんでいます」
という点字の便りを寄せられたことから始まります。
鈴木さんは目の不自由な人のために香りがひときわ強くトゲのないバラを作り出しこの便りの主に贈りました。

バラにはトゲが必要なわけ

バラのトゲ、これは茎葉が変形したものなんですね。
草食動物にムシャムシャ食べられないように必死の自己防衛のための進化といわれています。
花から茎までぜんぶ食べられてしまうよりは、はるかに生き残る可能性が高くなるための生存戦略。

ノイバラなどのトゲにはほかにもワケが。
木や支柱にからみついて成長していくときにトゲがあった方が引っかかりやすく伸びていきやすいという利点もあるんですね。

トゲと言えば「きれいなバラにはトゲがある」とトゲに刺さって傷つくイメージで使われることが多くトゲにとってよろしくない言葉も多くあります。
ですが、ただ傷つけたいわけではないなくトゲにもそこにあるための大事な理由があります。

自分に対する痛みを決して許さず、何なら何倍にもして返してやろうと考えていそうな人を目にすることも多い今の時代。
トゲを刺された相手にもやまれない事情がある可能性にも心を通わせる必要を持ちたいもの。

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